SPEC

機体解説

局地戦における敵性ヘキサギアの迎撃を主任務として設計された第三世代型ヘキサギア。
用途を限定する事で汎用性を犠牲にする代わり、高性能を維持しながらも機体の極端な大型化、複雑化を避けておりサイズ・重量比でみると優れた性能を発揮する（この設計概念はフォートレックス計画で得られたデータによる物である）。
またゾアテックスにおいても動物を模して機体を構成するのではなく、必要な機能を抽出した結果動物のそれとなったという経緯で発現しており、一般的な第三世代とは大きく設計概念が異なるといえるだろう。そのせいか発現する獣性もやや無機質ではあるが、過剰な獰猛さを持たず扱いやすい。
局地……都市部における敵性ヘキサギアへのカウンターアタックを念頭において設計された本機は完全にその用途に特化しており、機体後部のブースターで発生させた加速を強靭な人工筋肉で構成された脚部で制御、ゾアテックスをもってしても反応の難しい相対速度下で機銃による一撃離脱攻撃を行う。主武装はあくまで旋回機銃であり一見非力に見えるが、あくまで敵を第三世代ヘキサギアに限定した本機にはこれで十分なのである（とはいえ最近は防御力に優れた第三世代も増えてきているので補助にプラズマキャノンを装備している）。
また操縦桿は引き抜くことでガバナー用の小型プラズマキャノンになるように設計されており、着脱する事でガバナーの武装にも利用可能な本体プラズマキャノンと合わせて不測の事態にガバナー側をサポートする事で対応できるようになっている。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

ヘキサギア5周年ゾアテックスミュージアム投稿作品
・個人的に作ってきた恐竜型ヘキサギアの経験を生かした、比較的コンパクトでシンプルな機体として構成しました。売りはなんといっても、この極端なまでの前傾姿勢でありながら尻尾のようなカウンターウェイト無しで自律する機体構造です。関節のロック機構とあわせてなんとかしました。