SPEC

機体解説

近~遠距離での高速空中戦を想定し、ダイナモエレクトロニクスにて建造されたヘキサギア。
前身となった機体「疾風」の系譜を継いでおり、原型機が有していた「ツインプラズマスラスターでの高速三次元戦闘能力」がさらに強化されている。
また、同社でで培われた碑晶質技術が、動力面において還元されており、空戦型機体としては破格の継戦能力を有する。

本機は設計コンセプトとして「規格内兵器のような『強力ではあるが発現要因が不確定な能力』を、現代技術により確実性の高い方法で運用する」を掲げ開発された機体である。
要約すれば、「超常的性能を、ローリスクかつ確実に発揮できる」機体として建造されており、莫大なコストと引き換えに、戦場投入時に確実な勝利を約束する。

碑晶質の発現可能な能力は同社の機体と比較して「出力強化」「粒子兵装の強化」など、大人しいレベルに留まっているが、特筆すべきなのがこれらと併用して使用できる動力粒子吸収システム「フォトンリバースシステム」である。これはヘキサグラムから発される粒子を、減衰前に回収・再活性化させ、機体動力として再転用する機能であり、同社の試作機に備わっていたものを解析する事で、搭乗者と機体の相性を問わず常時発動できるようにしたものであること（試作機では、使用に際しある程度の意識集中を要する機能だった上、調整が出来ず過剰吸収した場合機体オーバーロードの可能性もある危険なシステムだった。）

機体にはこのFRS運用の為、翼部に羽を模した碑晶質が搭載されており、程度の差はあれど機体半径200m以内であれば粒子を回収することが可能である。
当然推進剤、武装類に使用したエネルギーも再利用が可能な為、機体に積載されているヘキサグラムの膨大さも相まって、運用次第では半永久的な飛行が可能になっている。

余談だが、本機の頭部には、かつてBMI実証用機体として建造された通称「レッドアラート」の予備パーツが転用されている。

紅い粒子を振り撒くその姿は、その後起こる蹂躙、自らを強者と宣う者達への撤退の前触れ、嵐が吹き荒れる「レッドアラート」なのである。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

ヘキサギア5周年レイティングゲーム投稿作品

羽がでっかくて紅くてクリアパーツ多い人型ヘキサギア欲しくて作りました。
クリムゾンウイングの剣を転用した盾がお気に入りです
メインカットは敵を颯爽と撃破して立ち去る場面をイメージして製作しました。