Ground Beetle/Chimera Adapt
SPEC
TYPE | 個人輸送・偵察型 |
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UPDATE | 2023/05/09 |
WEAPON | ブラストリーコン×2基 |
PARTS | ヘキサギア ブロックバスター ヘキサギア アビスクローラー ナイトストーカーズ仕様 ヘキサギア EXユニット001 ギガンティックアームズ05 コンバートキャリアー ヘヴィウェポンユニット10 バイオレンスラム ウェポンユニット11 トライデントスピア×2 |
機体解説
「……戦地取材?」
眼前の男に、部隊長「ジョン・スミス」はそう問いかけた。
「KARUMAネットワーク内のポータルサイト「デイ・ストロール」の記者
グッド・ブライトマンと申します。どうぞよろしく」
朗らかな笑顔とともに身分証を提示する彼を、
ジョンはどこか訝しげに凝視するのであった。
「それで、お前さんの機体のメンテもウチが引き受けるのか?」
第4443野戦部隊のエンジニアたちは、
ハンガーの片隅に駐機されたグッドのヘキサギアを指差しながらそう尋ねた。
「お構いなく。仕事が終わればお役御免の機体ですので」
「まさか取材のためにわざわざそいつを組んだのか?
戦場について回るならバギーでいいだろうに」
「いえいえ。個人的にはヘキサギアの方が乗り慣れてますし
武装はブラストリーコンだけで十分ですから」
「人ぞれぞれってヤツかねぇ。まぁ好きにしてくれや」
そう言い残して立ち去るエンジニアの背中に、
グッドは誰にも聞こえないほどの声で小さく呟く。
「……そもそも、組織外の人間に触られちゃ困るんでね」
「あの男、上(LA)の査察官だな」
ブリーフィングルームの天井を見上げながら
煙草の煙を燻らすジョンの言葉に、「公爵(デューク)」は首肯する。
「ポータルサイトの名称からしてあまりにも露骨です。
「昼間の散歩」なんて、どういうつもりしょうか」
「夜の追跡者(ナイトストーカーズ)を皮肉った、ってとこだろ。
素性を察してくれと言わんばかりだな」
「それで……どうします? 監視を付けますか」
「俺たちゃ別にやましいことをしてるつもりはない。
好きなだけ見聞きしてもらおうじゃないか」
その日の夜。
暗がりのハンガーにグッドの姿があった。
『……ああ。予想通り初対面で偽装はバレていたよ。
だがこっちとしてはあからさまに「匂わせ」てるんだから
気付いてくれなきゃ張り合いがない」
何事かの通信を受け、さらにグッドは言葉を返す。
「……そうでもないさ。任務はすでに失敗だが
個人的な興味もあるんでね。継続してこの部隊に帯同する」
「気になるだろう?
なにせこれまで何度も戦死報告が上がってきている「ジョン・スミス」が
いまだに「部隊長として健在」なのだから……」
BATTLE POINT
作品応募動機/作品に対するコメント
レッケージ! レッケージ魂!
余り物の素材を使ってもう一品!
思ったよりもキレイにまとまりました。
GOVERNOR DATA
- NAMEフジワラウサギ
- SNS https://twitter.com/fjwr_x_9012
- UPDATE2023/05/09