SPEC

機体解説

ボルトレックス・ラースが登場し、機種変転が進むなかで、各地で旧ボルトレックスがだぶつきはじめていた。
本機は、そんなボルトレックスの構成を変更し、工兵装備として再就役させたものである。
頭部に設置されているクリスタル質のパーツは、通電することで硬質化、微細振動、光学兵器の偏光作用等を生じる特殊素材であり、次世代兵装の材料として期待されていた物であった。
しかし、通常の材料と比較して30倍程という驚異的な重さを持つという難点があり、機動力が重視される次世代ヘキサギアの兵装としては見送られていた。本機の兵装はそれを再利用したものである。
開発当初は単にボルトレックスに該当パーツを取り付けたエリマキトカゲの様な姿であったが、上記の特性の影響で頭部が重くなりすぎてバランスが悪くなり、安定のために前肢を追加してスティラコサウルスの様な姿となった。
角状のパーツはクォーツブレードと呼ばれ、通電によって硬質化と微細振動を起こし、障害物を粉砕・除去するのに利用される。
フード状のパーツはクリスタルシェードと呼ばれ、主に盾として利用される。硬質化と偏光作用により、実弾、エネルギー弾双方に高い防御能力を持つ。
本機は主に伐開機として活用される。防御力に物を言わせながらバリケード等を除去し、ゾアテックス特化型ヘキサギアが突撃するための道を作る。
主に陣地構築や後方支援での運用を想定していたため、長距離移動のためにシステムコンバート機能も残されている。
草食恐竜であるスティラコサウルスとしてゾアテックスが発現しているため、攻撃性は控えめになると思われていたのだが、ボルトレックスをベースにしたせいなのか、スティラコサウルスがそうだったのか、妙な狂暴性を持っており、障害物を除去したあとそのまま敵に突撃していく様子が度々目撃されている。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

エクスアーマーEを使ったいろんなアイディア作例を見て、自分も何か作りたいと思い、とりあえず手元にあったボルトレックスに取り付けてみたのが始まりです。最初はエリマキトカゲだったのですが、もう一捻り欲しいと思い、スティラコサウルスになりました。