SPEC

機体解説

　各地の闇市場を渡り歩く武器商人である。普段は相手を問わず売買を行っている。名前を漢字で書くと「鍛臓」。
　独特の目立つ顔面・体型であり「Mr.フロッグマン」「カエル頭」とも呼ばれているが、本人は商売にとってプラスになるからと全く気にしていないようだ。どういうわけか顔面を強く引っ張っても取れず、表面にいつも汗をかいているため、これは被り物ではなく自前の皮膚であるようだ。

タンゾー「やぁ諸君！ナイスな新商品を持ってきたよォ！」

　性格は明るく社交的であり、記憶力が良い。一方で場の空気はあまり読まない。ちょっと馴れ馴れしい。
　主な取扱品は歩兵用携行武器であるが、たまにレストアしたヘキサギアや戦場で拾ったヘキサグラム、医療品や食料なども扱う。

タンゾー「実は私はねェ～、地球人じゃないんだよォ。」

　彼は地球外天体への入植のためT-tec社によって遺伝子調整された新型人類「ホモ・アルカディエンシス・アンフィビアン」の一人である。
　その頭蓋は極めて大きく、現生人類の約2倍の脳容積を持つ。彼の体重は200kg以上あり、分厚い皮下脂肪の下に筋肉の塊と高密度の骨を持つ。加えて肺活量が非常に大きく水泳が得意である。ただし砂漠などの乾燥環境には弱い。

「日焼け止めクリームとオイルが手放せないねェ。」
「はぁはぁ、汗が止まらないよォ。」

　彼らホモ・アルカディエンシス・アンフィビアンはエウロパやタイタンなどの入植コロニーに適応するため、現生人類に比べ温度変化や飢餓・酸欠に耐性がある。また、生身であっても並のアーマーを上回る頑強さと筋力を誇る。ただし過信は禁物。

タンゾー「商売は体力勝負だよォ！！」

　彼はT-tec社の営業部に所属しており、自身は非戦闘員であるものの最低限の戦闘訓練を習得済みである。とくに彼自身の低重心かつ重量のあるタックルは強力だ。武器商人であるため武器や爆発物、電子機器の取り扱いは得意である。心身共にタフで自信家だが、ピンチになるとかなり慌てるタイプのようだ。

タンゾー「困るよキミィ！困るよォ！？」

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

ヘキサギア6周年おめでとうございます！
本作品をガバナーとして投稿いたします。

過酷な環境に適応した新型人類としてぬいぐるみとガバナーのハイブリッド作品を作ってみました。四肢はアーリーガバナーのもので、胴体はぬいぐるみ部分の内部にフレキシブルアームの骨格を仕込んでいます。軸接続でパーツの脱着が可能です。

どこか憎めない表情・コミカルなキャラクターにしてみました。