けん引式榴弾砲
SPEC
TYPE | トラクタブルオートマチックホウィッツァー |
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UPDATE | 2023/09/26 |
WEAPON | ■フォールディングキャノン ■フラックガン |
PARTS | ■プラユニット P-101 マイナスモールド ■ウェポンユニット03 フォールディングキャノン ■ウェポンユニット03 フォールディングキャノン(バルクアームα 密林戦仕様付属のもの) ■フレームアームズ フレームアーキテクト TYPE001(腰部のみ) ■へヴィウェポンユニット26 ホイールグラインダー ■メカサプライアソート01 フレキシブルアームセット ガンメタVer. ■メカサプライアソート03 ジョイントセット ガンメタVer. ■メカニカルチェーンベースR〈B〉 ■ヘキサギア EXユニット001 ■ヘキサギア ア・ランナーパーツ(連結部) ■ヘキサギア アビスクローラー余剰パーツ(連結部) ■ヘキサギア ブースターパック003 〈フォレストバギー〉 ■ヘキサギア アーリーガバナー Vol.1 密林戦仕様 |
機体解説
いつの時代も砲火力は戦場にあった。砲は常に第一線の兵士とともにあり、あらゆる場面においてその火力で戦場の一端を支えてきた。砲は兵の友であり、攻防の要であり、戦場の女神であり続けた。女神が微笑みを向けるとき、それを目の当たりにした兵士は勇気を鼓舞され勝利を確信して突撃を行うのである。それは鉄の巨人や機械の獣が戦場を闊歩する時代になっても変わらなかった。
だがその在り方は大きく変わらざるをえなかった。第三世代ヘキサギアの出現により高速化した戦闘は複雑かつ大規模なロジスティクスと大勢の射手・観測手によって成立したそれまでの砲を時代遅れの遺物として忘却の彼方へと追いやり、高初速・長射程の徹甲弾を電磁投射する小型の空中プラットフォームが大量に戦場を跋扈することとなったのだ。
砲兵不遇の時代――そう呼ばれたヘキサギアの支配する戦場で大口径榴弾砲は姿を消し、代わって小型の機載式迫撃砲が戦闘での主流となった。およそ砲と呼べるものはすべてが第二・第三世代ヘキサギアが装備すべき武器とされ、SANATやKARMA、G2AIといった人工知能群の高度な演算能力をサポートに得て運用される補助的なものへと変容していった。
だが時代に取り残された榴弾砲は、同じく時代に取り残された砲兵たちの傍にあって、いまだ彼らに変わらぬ微笑みを送り続けているのだ。
小型車両によってけん引され、ほぼあらゆる地域へと速やかに展開可能なけん引式榴弾砲は乏しい物資をやりくりしながら自警活動や傭兵業を営むヘテロドックスにとってまさに戦場の女神でありうってつけのソリューションである。
本来第二・第三世代ヘキサギアに搭載することを目的に開発されたフォールディングキャノンはどちらかと言えば迫撃砲的な性質を持つものだがそれは第一世代を除くヘキサギアに搭載されて初めて発揮されうる能力であり多目的台車に搭載されたこの改造砲は弾倉型の自動装填機構を活かして極力少人数での砲火力運用を可能にしている。
この多目的台車は小型車両自体を砲の懸架装置としての役割から解放し余剰となったカーゴスペースに弾薬などを搭載して戦闘継続力を高めることに寄与したほか、積載物を変えることで機関砲座や近接防衛プラットフォーム、果ては外付け貨物運搬装置としての能力をも獲得しうるいわば万能の第一世代ヘキサギアでもある。
砲兵とは、砲とともにあってこそ砲兵なのだ。
BATTLE POINT
作品応募動機/作品に対するコメント
戦場の女神よ永遠に
GOVERNOR DATA
- NAMEアークァート
- SNS https://twitter.com/necessary_8
- UPDATE2023/09/26