SPEC

機体解説

前脚を首付け根、後脚を本体中央部に移し、
より白兵戦での瞬発力発揮に傾倒させたウィアードテイルズの派生機。
駐機中の接地に尾部が邪魔となるため尾部自体を取り除き、スペードロワーはガバナー搭乗部の装甲兼センサーとして接続箇所を移している。

駐機中の姿が上体を上げた兎の姿に似ているため、ヴォーパルソードを爪として用いる兎、剣爪兎<ヴォーパルネイルヘア>と名付けられた。

本機はスペードロワーの配置に応じて、駐機、巡行、格闘、防御といった様々な形態であらゆる状況に対応する多目的機である。

そのスペードロワー3機は自律稼働可能ではあるが、
搭乗するガバナーの防護を優先するためヘキサギア本体から離れることはない。
搭乗部に接続しての防護を主とし、格闘時には本体腕部に接続して本体を補佐する。

そう、説明がなされているが、本機と同調したガバナーには意識を失うものや、本機を自身の身体のように扱う妙な感覚を味わった、と語るものがいる。

そのため、本機の本来の目的は、よりガバナーとヘキサギアを近しいものとし、
新たなヘキサギアの形を模索しているのではないか？と、元となったウィアードテイルズのような奇妙な噂が絶えない。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

ということで、ウィアードテイルズの１キット縛りをお送りしました。
ヘキサギアは規格の統一された部位を付け変えることで大きくシルエットを変えることができますが、1キット縛りの組み換えはそれをより強く味わえると思います。

今回の組み換えは、より簡潔な、脚部の付け根の位置を変更することで
ウサギ、ロードランナー、獣人といった複数のシルエットが出せたかと思えましたので、投稿させていただきました。
それでは、改めまして6周年、そして、その先もよろしくお願いいたします。