SPEC

機体解説

元々「ネスト・メイカー」というコードネームで提案された機体構成を、ブロッケード・アイビー支援用として再構成した支援用ヘキサギア、それがガーデナーである。

原型機であるネスト・メイカーは、胴体後部のワイヤーインジェクターからセンサー等の各種マテリアルを組み込んだワイヤーを出力、蜘蛛の巣状の巨大アンテナを構築する所謂工兵ヘキサギアであった。

ブロッケード・アイビーの支援機として次の点を考慮している。
・ブロッケード・アイビーと同等の不整地走破能力
・弾薬を始めとする補給物資の運搬
・センサーやトラップ等の設置による周辺警戒網の構築

8本の脚はあらゆる場所を安定して走行するだけでなく、ワイヤーを利用して高所での活動も可能としており、原型機から大型化したマルチコンテナには弾薬等の補給物資に加え、トラップ等の積載スペースも設けられた。

軽量化のため機体のパーツ数が抑えられたことでゾアテックスの演算領域に余裕ができ、その結果無人ヘキサギアの管制能力も向上。設置したワイヤーにより通信領域を拡大できることと合わせ、ガーデナーはその機体サイズとは裏腹に巨大な警戒網を構築することが可能となった。

ブロッケード・アイビーという蔦が強力な防御網を構築できるような環境を整える、まさに『庭師』の名が相応しいヘキサギアとなった。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

ブロッケード・アイビーが発表された時「かっこいい！早く手に入れたい！」とずっと画像を眺めながら、活躍を想像していたら随伴機のイメージが浮かんだのがきっかけです。

ブロッケード・アイビーの随伴機として、蜘蛛をモチーフに選定。
「Takimoyoさんデザインのウッドペッカーをコアに、どこまで蜘蛛らしさを出せるか」を意識しました。

ウッドペッカーのコアユニットに合わせて８本の脚をコンパクトに生やすのにはかなり悩んだものの、最終的にシンプルながら蜘蛛らしさを出せた思います。
また、ライトアーマータイプの足が蜘蛛の口に見えるようにできたのも意外と気に入ってます。