SPEC

機体解説

思考をヘキサギアに浸透させ、自身の身体のように操作させる技術「マインドダイブ」。その技術を搭載した2.5世代人型ヘキサギア、「インテグラルフレーム」。
それらの開発によって培われた技術の推を、集結させたのが本機となる。

機体外観はフレームに白の装甲と、同じ人型機である「ブイトール」を彷彿とさせるが、
これは後述の理由により、本機をブイトールと置き換えた際の色的違和感を解消する為に設定されている。

機体自体に特異な装備は内蔵されていないが、搭載された高密度人工筋肉により高い運動性を発揮し、BMIのリミッター類を除外することで、搭乗者への負荷を代価にゼロタイムの操作レスポンスを実現している。

本機の最大の特徴として、機体の装甲を換装することで機体特性を大きく変えられることが挙げられる。
S.W.O.s、正式名称Spin. Off. Wear. systemと称されるこれらの装備は、他組織が開発したヘキサギアを参考に、その技術をスピンオフする形でアーマー化したものであり、Nexusが纏うことで状況に応じた戦闘を行うことが可能となる。
本稿では一例として近接戦闘能力とスピードに特化したスラッシュウェアの装着状態を公開する。他にも電子戦や隠密性に優れたウェアが存在するが、本稿では省略する。

なおNexusは元々LAの「予算の都合上ブイトールが配備できない部隊」向けに開発された経緯を持つ。S.O.W.sによる拡張性が目立つ本機だが、実は製造コストはそれほど高くなく、ブイトール1機でNexus2機分程度に抑えられている。

他にも上記の拡張性や、バルクアーム級の武装を無改造で転用可能であるという点から導入は確実と思われたが、フルBMIによるガバナーの負担が大き過ぎる事から、結果的には試作機1機とウェア一式が製造されるのみに至っている。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

あまり従来見られなかった、「着替えをするヘキサギア」を作りたくて作成しました。
一応機体自体の可動範囲やハードポイントを活かして元装甲を可能な限り取り付けたまま装着ができるようにしています。

出来れば別途で使っていた他アーマー三種も載せたかったのですが、レギュチェック担当の方が血反吐を吐くことが日を見るより明らかなので自制します（苦笑）
気になる方は、ぜひ当方のTwitterよりご覧下さい。