SPEC

機体解説

竜脚類型決戦ヘキサギア：ディサイシブ・ハロルム

決戦兵器として開発された「大地震わす竜脚」の異名を持つ超大型ヘキサギア。
機体名である「ハロルム」とは、失われた古代の言葉で「地震を司る竜」を意味するといわれている。
長大な首そのものを砲身として放つ収束エレメント粒子砲を主武装とし、
空戦系ヘキサギアとの連携で敵の索敵範囲外からの超長距離射撃を主な戦術としている。
長距離戦に特化した本機であるが、その巨大を活かした格闘戦能力も十分に備わっており、
自身の倍の質量を支えられるよう設計された竜脚は、愚かにも近接戦を挑んできた敵の機体を鉄屑と帰す。
胴体を中心に武装を連結できるジョイントを多く備え、作戦に応じて武装を変更できる汎用性も持つ。

装備解説

・収束エレメント粒子砲
大気中に霧散した、エレメントを帯びたヘキサグラムの粒子を、胸元のタービンから吸収。
長大な首を用いてエレメントを収束・加速させて放つ超長距離射程主砲。
索敵能力の範囲外からの超密度エネルギー照射は、直撃を食らったヘキサギアをフレームも残さず融解する。
発射時には腹部にある反動軽減用のパイルバンカーを展開する。
また、本機最大の弱点となるタービンの周りには、申し訳程度の格闘戦用マニュピレータが収納されている。

・テイルレーザーブレード
タービンから吸収したエレメントは尾先からも放射が可能。
主砲ほどの威力はないが、打ち振われた長大な尾の先は音速を越え、
ソニックブームに乗ったエレメントはあらゆる装甲を容易く両断する刃となる。

派生機体

・Dハロルム・ロングス
密林生い茂る山岳地帯での活動に特化したDハロルムの派生形態
頭部および尾部に接続された振動ブレードを用いて、ルート上の樹木を伐採し狙撃地点を整地する。
いざとなればブレードを用いての近接戦闘も可能。

・Dハロルム・カーネジ―
収束エレメント砲の射程と連射性を高めるため、タービンと砲身冷却機構を増設したDハロルムの拡張形態。
増設した装備の重量のせいで活動期間と機動性に難ありだが、その分殲滅能力は格段に向上した。
しかし、初投入された作戦以降、そこまでの火力が求められる場面はほとんどなかったという。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

かつては世界最大と謳われ、今は図鑑からその名前が消えた恐竜、セイスモサウルス。私の一番好きだった恐竜と、そしてそれをモデルにしたあの超大型兵器をデザインモチーフに取り込みました。
また6周年記念投稿ということで、普段やらない部分塗装やデカール貼りをやってみました。なかなか雰囲気出たと思います。
デカすぎて画角に収めるのに苦労しました。
ヘキサギア6周年おめでとうございます。これからもいろいろ作っていきたいです！