BULKARM EXP Custom
SPEC
TYPE | 中近距離火力支援型 |
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UPDATE | 2023/11/02 |
WEAPON | ブラストキャノン×4 ショートバレルブラストキャノン×2 大型ブースターユニット×2基 汎用対物シールド エクステンドフレーム |
PARTS | ヘキサギア バルクアームα ヘキサギア EXユニット001 MSG メカサプライ04 プロペラントタンク〈丸〉×3 MSG メカサプライアソート01 フレキシブルアームセット ガンメタVer. ウェポンユニット10 マルチプルシールド へヴィウェポンユニット18 レイジングブースター ギガンティックアームズ05 コンバートキャリアー |
機体解説
『試運転開始だ。全力でブン回せ』
「了解。例の計画の機体、確かめさせてもらう」
第4443野戦部隊所属のガバナー「公爵」はそう答えるとスロットルを全開にした。
予想以上の加速に一瞬息が詰まるも、すぐに呼吸を整える。
「ただのバルクじゃない。これは楽しめそうだな……!」
兵器運用期間延長計画(EXtend Project)は、LAのとある地方軍管区が試験的に導入、実施した施策である。
第三世代の集大成であるL.O.Z.、現時点で唯一の第四世代であるV-THORは、共にLAの新たな主力機体と呼ぶに相応しい性能を見せつけた。
反面、生産ラインの確立や歩留まりに関する問題は解消されたとは言い難い状況にあった。
新鋭機の供給は捗らず、さりとて現有戦力のロードインパルスは徐々に陳腐化が進んでいる。
そんな現状を打開するために画策されたのが先述のEXPであった。
この計画は旧型機に近代化改修を施し、戦線に復帰させることを目的としている。
要は型落ち機体を引っ張り出して新型の生産が軌道に乗るまでの時間稼ぎをするというものであった。
整備や改良の技術が成熟したバルクアームが本計画の改修対象として選定され、LA所属のみならず民間の機体も掻き集められた。
このように民間人と繋がりを持つことこそが計画にとってなによりも重要だったのである。
計画を実施する際、民間からの機体買収と共に在野の人材にも目星をつけた。
単に旧型機へ改修を施すだけならば人的リソースが逼迫するだけなのは明らかである。
そこで民間の技術者を軍属として登用し、組織力の底上げを図ったのだ。
こうして改修されたバルクアームは電装系や駆動系がアップデートされ良好な性能を獲得するに至る。
特に腰部に増設された「エクステンドフレーム」は高い剛性とトルクを誇り、大型ブースターなどの重装備を無理なく運用することが可能となった。
また各種兵装にはオーバーテクノロジーの類を採用せず、「最先端の既存の技術」を惜しみなく投入している。
そしてこの計画には、さらなる真の目的が存在する。
登用した技術者の中で優秀且つ組織への帰属意識の高い者は正式なLA所属のエンジニアとして地位を保証。
好待遇で新鋭機の生産、開発へ参画させることを最終目標としていたのだ。
ただし今のところその段階に至った人材は存在しないのだという。
BATTLE POINT
作品応募動機/作品に対するコメント
コンバートキャリアーひとつでどれだけのパーツが流用できるんだよマジで。
些細なパーツが意外な部分にキレイに収まる。
スーっと効いてこれは……ありがたい。
GOVERNOR DATA
- NAMEフジワラウサギ
- SNS https://twitter.com/fjwr_x_9012
- UPDATE2023/11/02