SPEC

機体解説

白亞理研に所属する新型のエクスアーマータイプ。
スニークサイトの技術を応用し、ガバナー単体での自在飛行を可能とした有翼強化強襲猟兵。　

最大の特徴は背部の大型の人口翼で、燃料効率の高いプラズマスラスターと人工筋肉を組み合わせたハイブリッドタイプの推進器を装備しており、長い航続距離を活かした戦略偵察、主翼のパイロンに装備したミサイルによる精密爆撃、急降下しての上空からの奇襲攻撃を得意とする。

制御方式も特徴的で、主翼の動作も含めて全てガバナーが制御する。これによりKARMAの演算負荷に余裕を持たせ、スニークサイトの複数同時運用が可能。妨害の無い環境下においては彼女だけで戦場の上空を支配する事が出来る。

アーマー本体は通常のパワーアシスト機能に加え、耐Gスーツの役割も併せ持ち、航空機並みの高G機動も行う事が可能。また脚部は鳥足状の強化ユニットが装着され、着陸時の衝撃を和らげるショックアブソーバ機能や、物を掴んでの軽度の輸送能力を持つ他、戦闘時においては急降下しつつ脚爪で押しつぶす、敵を掴んで上昇し、そのまま落下させる等の多目的な運用が可能。

反面、複合型推進飛行ユニットの形状の複雑さからくる生産性の悪さや、人間には無い《翼》を操るには薬物投与や身体改造を含めても高い適正が必要であり、また機体運用の特性上軽量な女性しか着用出来ない等問題点も非常に多い。

しかし、その問題点を差し引いても飛行物体としては破格の小ささや複合型推進ユニットの特性から来るステルス性の高さを活かし、敵後方に浸透しての敵高官の暗殺、輸送ユニットを利用しての諜報員の隠密潜入等戦略的な付加価値も高く、LA特殊部隊等で重宝されている。


ガバナー：スイ

白亞理研所属のガバナー。
戦災孤児だった所を白亞理研に拾われるが、エクスアーマー：ローレライに対する極めて高い適正がある事が分かるとまだ子供と言える年齢ながら半ば強引に過酷な強化処置を受けさせられ、ローレライとなった。

過酷な生い立ちだが当の本人は大して気にしておらず、むしろ密かに想っていた「空を自由に飛ぶ」夢が意図せずして叶った為、喜んでいる。

歌う事が好きで、歌唱力自体も中々のレベル。試験時の飛行中や駐機時に歌う様が【ローレライ】の由来となっている。その後も作戦待機の際にもよく歌っており、彼女の歌目当てに格納庫に通う兵士も居るらしい。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

スニークサイトが出た時からやろうと決めていたネタでした。
翼の有機的な感じとエンジンのメカニカルさの具合、鳥足状の脚部ユニットが上手く行ったかと思います。

顔の見えない強そうな女の子すき…