フライオアバンブル
SPEC
TYPE | ”自称”可変航空型 |
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UPDATE | 2024/06/19 |
WEAPON | ・プラズマタービン 両腕に新たに接続された推進ユニット・・・とされているが、実態は粗悪なプラズマキャノンに近い。スケアクロウから流用したヘキサグラムストレージ内に貯めたエネルギーを圧縮し、これを前腕の刃物型タービンから供給した空気と共に燃焼させプラズマを放出、その反動を利用して推力を得る。飛行形態でのメインエンジンの他、人型形態での格闘戦での補助にも用いられる。 MSG治安維持部隊の1回目の強制捜査の際に、拳での抵抗を試みた本機からプラズマタービンが勢い余って脱落、部隊の随伴ヘキサギアと正面衝突して大爆発する事故が発生した。この時点では変形機構は未実装であったという。 ・レーザーガン 追加装甲に搭載された民生レーザーツールを改造した射撃武器、本機唯一の武装である。飛行形態時は前面に展開されるが、威力は低く、射程も短い。 |
PARTS | バルクアームλ ゲルトルード スケアクロウ ヘヴィウェポンユニット ホイールグラインダー ヘヴィウェポンユニット ラピッドレイダー エクスアーマーA ブースターパック001・汎用ランナー |
機体解説
この機体は、とあるヘテロドックスのガバナー個人が「大空へ飛びたつ」事を目的に、強奪したバルクアームλをベースにコンバードした”自称”可変航空型ヘキサギアである。
λの基礎フレームを無理やり捻じ曲げて実現した、航空形態への変形機構が最大の特徴であり、λ本体のポリゴナルブラストの噴射を下部に集中させることで揚力を得り、両腕に新たに換装された推進ユニット『プラズマタービン』からの推進力により、人型機体の汎用性と剛性を維持したまま飛行を可能にした・・・というのがガバナー本人の談である。
このガバナーはひたすら「空を飛ぶ事」に妄執しており、独学の航空力学理論に基づいた飛行用ヘキサギアの制作のために、これまでLA・VA問わず多くの軍事施設でヘキサギアのパーツや資材の盗難を繰り返していた。高性能型であるλの強奪を重く見た治安維持部隊により、活動拠点への2回目の強制捜査が行われた際にその姿を現し、人型形態での激しい抵抗を見せたが、その最中に航空形態への変形を敢行、飛翔によるその場からの脱出を試みたという。
本機は飛行を目的にしていないλに、かろうじて翼に見える装甲と燃費の悪い推進機群を追加しただけの構造のため元のλから機体重量が増しており、そのうえ人型の時点で鈍足であった。その実態もあいまって交戦したMSG治安維持部隊隊員からは「飛べるはずが無い」「ハエだがハチだかよくわからないデカブツ」と罵られ、この機体が空中へ飛び立つ事はあり得ないだろうと判断されていた。
だが本機は、さも当然のように飛び立った。
部隊の予想に反して、本機は危なげながらも離陸に成功し、活動拠点から離脱した。飛行速度は決して速くは無かったものの、飛べないとされた機体が大空へと逃れるという予想外の事態に部隊の対応は遅れ、結局は支配地域からの脱出を許してしまった。
その後の調査で周辺の地上に似た機体の目撃情報は無く、地域の外側にも残骸や痕跡が確認されなかったため、この機体はかなりの長距離を飛行して追跡から逃れたと推測されている。面子を潰されたMSG治安維持部隊は、この機体に『Fly or Bumble』の追跡コードを設定、現在もその行方を追っている。しかし、不可能を可能にしたこの不条理な翼と、夢をかなえた不屈のガバナーの行方は、現在も分かっていないという。
BATTLE POINT
作品応募動機/作品に対するコメント
「腰フレームの可動をうまく活かせれば変形できそうだな・・・」と閃いて制作しました。
見た目はあまり自信がありませんが、変形・太い四肢・ロケットパンチと、「こんなヘキサギアが欲しい!」と思ってた事は全部詰め込めました!
GOVERNOR DATA
- NAMEGGGG3(げじげじさん)
- SNS @gggg3_alex20637
- UPDATE2024/06/19