SPEC

機体解説

ガバナー名：ヤブ

バーバラ商会の医者である。海上を漂流していたところバーバラに拾われ、そのまま雇われる。

常にカラスのような見た目のガスマスクを装備しており、誰もその素顔を見たことが無い。名前もおそらく偽名。

ヤブ「そうですね……私のことは『ヤブ』とでもお呼びください。」

本人曰く、極東の言葉でインチキな医者を意味するそうだ。だが医者としての腕は確かなもので、負傷した社員の手当を的確に行っている。どうやら謙遜しているらしい。

趣味は香草栽培とアロマセラピー。

ヤブ「ご友人も一緒にどうです？」

どういうわけかT-tec社の内情に詳しいため、元社員か関係者の可能性がある。

ちなみに体重が200kg以上あり、水に沈むため全く泳げない。

バーバラ「海賊なのに泳げないってどういうことなのよー？」
ヤブ「あぁ、これは昔の骨折で金属が入っているのですよ。」

専用武器：瀉血(しゃけつ)の針

刺突に特化した細身の剣。刃先は螺旋のように捩れながら赤黒く濡れている。手元に複数のスイッチがある。

汚染された患者の悪しき血液を吸い取り、代わりに医療用ナノマシンを注入する治療器具であるとヤブは言う。

なお、(彼自身は医療行為であると主張しているようだが)これはナノマシンを用いた明確な兵器である。

刺突を受けた部位は内出血によって黒いまだら模様に変色し、被害者はやがて痙攣および全身麻痺を起こす。

ただし被害者の意識はそのまま残されるようで、脳や心臓などの生命活動も維持される。

さらに時間が経過すると、被害者の神経系にナノマシンが取り付き、本人の意識とは無関係に身体が動き始める。

ヤブ「さぁ、私と踊りましょう…！」

見た目よりも重く扱いは難しいが、アーマーや軽装甲車両を貫くだけの鋭さと強度がある。

主に強化兵士を無力化するための兵器と考えられる。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

今回は地球で暮らすガバナー、バーバラ商会のメンバーを制作しました。

中世イタリアのペスト医師をモチーフに、現代風に装備をアレンジしてみました。

ミステリアスなキャラクターです。