ブルーバード/マッドレクス
SPEC
TYPE | 高速格闘 |
---|---|
UPDATE | 2018/10/22 |
WEAPON | グラップルウィング、レッグウィング、ショートクロー、ダブルピック、超高機能ジュークボックス |
PARTS | ヘキサギア ボルトレックス、 ヘキサギア レイブレードインパルス、 ヘキサギア EXユニット001、 ヘキサギア ブースターパック、 M.S.G. シールドバインダー、 |
機体解説
『火事場の馬鹿力』という言葉がある。
人は危機的状況だと、普段ありえない力を出せる。
私は思った。
ゾアテックスでも、同じことが起こるのでは?
もちろん、無意味なことはわかっている。
『火事場の馬鹿力』は、人の無意識によるリミッター解除にすぎない。
機械は、火事場がなくてもリミッターを外せる。
それでも、私はやってみたくなった。
使用したゾアテックスは、肉食恐竜。
この恐竜型にトラウマを与え、何度もフラッシュバックするように仕込んだ。
そして、以前は惨敗した敵性ヘキサギアと戦わせる。
驚くべきことが起こった。
恐竜型は、敵性ヘキサギアを圧倒したのだ。
『火事場の馬鹿力』には、リミッター解除を超えた働きがあるのだ。
研究を重ねれば、より強いヘキサギアにできるかもしれない。
兵士たちのためにも、この研究を大成させねば。
恐竜型ヘキサギアを逃がすにあたって、私はある細工を施した。
新しく、小鳥の姿とゾアテックスを付け加えたのだ。
幸福な記憶を持った、穏やかな性格だ。
あの狂暴な恐竜型とは似ても似つかない。
見つかっても、逃亡した機体だとは思われないだろう。
もちろん、万が一のときは、恐竜の姿とゾアテックスに戻れるようにした。
そのときは、トラウマが蘇ってしまうが・・・。
兵士たちには、悪いことをしてしまった。
実験に熱をあげていた、他の研究者にも。
ゾアテックスが、AIによる獣の真似事であることはわかっている。
それでも、もう見てはいられない。
ここは異常だ。
主のいないヘキサギアと出会った。
空を飛べるのは良いが、すぐに逃げる。
正直、戦いに向いてない。
しかし、大昔の音楽データをたくさん持っているし、高音質で再生できるようだ。
自分でアレンジしたのか、違う音程で歌ったりもする。
最高だね。
しばらくは、一緒にいるつもりだ。
BATTLE POINT
作品応募動機/作品に対するコメント
余りパーツをなんとか有効活用しようとしたら、好きな形になりました。ボルトレックスは優秀ですね。
GOVERNOR DATA
- NAMEVita
- SNS
- UPDATE2018/10/22