SPEC

機体解説

軽パワードは民間企業「有明重工」が開発、販売する第２世代型人型重機ヘキサギアである。

人型ロボットが持つ両腕は、土木、建築工事や農林業等の作業に適しており、ヘキサギアを常時運用する軍だけでなく、これらを生業とする企業や個人にも需要があった。

軽パワードは軍、企業、個人事業主への大量普及を目指し、設計段階から機体構造の簡略化と小型化を行うことで、安価に販売することが可能になった。

軽パワードはビークルモードへのコンバート機能を有しており、物資の運搬や作業地域への広大な自力展開能力など汎用性には事欠かない。

更に、様々な作業に対応するため多様なバリエーションが存在する。
荷台を装備したスタンダードグレード、荷台の積載量を増加したプレミアムグレード等が民生型として企業や個人に販売され、荷台を大型砲やミサイルランチャーに換装可能にしたグレードは軍用として販売された。

他にも個人でダンプ型に改装したタイプや、パーツを旧型の既存部品に置き換えた廉価タイプ、民生型を入手した傭兵によるカスタム戦闘型タイプなど
が存在し、発売後もオプションパーツが次々と発売され、軽パワードのバリエーションは無数に生まれることとなった。

基本的に民生型、軍用型に違いはなく、民生型であっても必要最低限の戦闘が行えるよう設計されているため、
火器を装備したタイプがヘテロドッグスに属する小規模集落や拠点で防衛戦力に利用されている。

なお、基本グレードに装備している荷台は、戦闘などの非常時には頭部を完全に覆う位置に回転移動させることができる装甲(バトルマスク)になる。
ただし荷台に物資や荷物を積載している際にこの状態に変形すれば、搭乗ガバナーの頭上にそれらが降り注ぐことになるため注意が必要である。

ガバナー:マイク・ヤマモト
民間企業「有明重工」に所属するエンジニア兼営業担当のエリート社員である。
現在は軽パワードの量産1号機をLAに持ち込み、自ら軽パワードを駆って有用性をアピールしている。
他社製ヘキサギアとの営業戦争の真っ只中である。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

軽パワードはコミカル系の機体としても楽しめますし、装備変えたり頭部にマスクを追加したりすればヒロイックにもなる機体です。