SPEC

機体解説

　あるVFガバナーがブロックバスターを元に改修した機体。強力な狙撃能力と索敵通信能力はそのままに、ゾアテックスの発動獣性を変化させるほどの改修が行われている。改修により飛行能力は失ったものの、新たに組み上げられた四肢と尾によりブロックバスターが苦手としていた近中距離戦の適性を得た。
　近中距離戦では機体制御をほとんどSANAT代理体に任せガバナーは射撃に徹するという独特な戦法を取る。ガバナーは背中のヘキサグラムを介してヘキサギアと接続、固定されており、両腕を常に自由に扱える。これにより機体の状態に関わらずガバナーは射撃を行えるため、敵の意表を突くトリッキーな戦い方が可能となった。
　機体は新たに組み上げられた四肢と尾により、優秀な運動性と格闘能力を得た。特に脚部は人工筋肉とゾアテックスによって跳躍運動の適正が特に高くなっている。尾は跳躍時に重心の制御を担う他、格闘攻撃時に体を支えることも可能。その状態から繰り出される蹴りはバルクアームを吹き飛ばすほどの威力を持つ。大振りな攻撃であり回避は可能なはずだが、ガバナーの射撃による誘導が合わさることでその回避を難しくしている。
　尾の砲身と背中の機関部を連結することで狙撃体勢へと移行する。上空からの火力支援は行えないが、跳躍とアイアンネイルによる軽い登攀を合わせることで高所からの火力支援は依然行える。ガバナー自身の狙撃の腕も確かであり、今日もLA勢力ヘキサギアを撃ち抜いている。

ガバナー　ウォンバ
　青年の情報体ガバナー。特定の部隊に固執せず、様々な部隊を転々としている。大の旧世代ゲームマニアであり、VFへ加入した理由は「幻の旧世代ゲームがシャフトにアーカイブされているかもしれない」から。
　情報体へ転換してからは過酷な戦場へもゲーム感覚で参戦しており、如何に「K/D」を上げられるかを目的に今日も戦場へ向かう。

SANAT代理体　ラコア
ブロックラビーを制御するAI。女性音声。あるLA所属ブロックバスターをウォンバが行動不能にまで追い詰め、KARMA筐体を外して投棄されたその機体の鹵獲に成功する。修復されたブロックバスターに搭載され、以降ウォンバの機体AIとして行動を共にしている。
自分の身を顧みない行動が多いウォンバを憲章にそぐわないとしており、その行動が一定量を超えるとウォンバの機体制御権を落とし、説教を始める。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

　第三世代を組む勘を取り戻すためでもあり文字数制限に慣れるためでもあり初めてのデジラマの練習台でもある機体です！(長い
　お腹にガバナー乗せてギャグにならないように考えたのがこの機体です。全体のシルエットを筆頭に満足な出来！
　個人的シンプル目のこの機体でも機体解説1000字はギリギリですね…ガバナーと代理体の一言コメント入りませんでした。この文字数に収める腕も必要ですね。
　デジラマは初挑戦でしたがこれは楽しい。超楽しい。ロゴが入ってアーカイブカード風になるってだけでここまでモチベ上がるとは。次の機体もデジラマしたくてたまらないです。というかデジラマするために機体完成を頑張ってるまである。