SPEC

機体解説

山岳地帯の不整地でも高速戦闘が可能なヘキサギアとして開発された第三世代機。起伏に富んだ地形での限定的な運用を想定しているためビークルモードはオミットされている。特異なゾアテックスとそれに合わせた四肢先端部の特殊機構によって急峻な岩場においても抜群の機動性を誇り、垂直に近い岩壁を登ることすらも可能。大柄な体躯は近接戦闘で圧倒的パワーを発揮する他、大型火器の積載にも適している。また、操縦席周辺のスペースを利用して最大3名搭乗することができるのも利点の１つである。これによって戦術の幅は大きく広がったが、いくら開放型コックピットといえども全身を装甲に包んだガバナーが3人も乗れば少なからず窮屈になるため、開発担当には改善を望む声が多く寄せられている。

頭部に装備したチャージホーンは格闘に特化した大型タイプと火器の取り回しを優先させた小型タイプが存在し、任意に使い分けられる。特筆すべきはこの選択によってゾアテックスの気性が大きく左右されるという点である。角が長く大きいほど高い攻撃性を発現しその制御にはガバナーの技量が試される。他よりも立派な角の機体に搭乗しているガバナーは相当な手練れであると考えた方が良いだろう。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

アイベックスと言う種類の山羊をモチーフにして作りました。動物的なシルエットとメカメカしい密度を両立させるってのは難しいですね。