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アーリーガバナー Vol.2 EARLY GOVERNOR Vol.2

設定解説

アーリー79と呼ばれる装備は旧くから使われ続けてきた軍用衣服をヘキサグラムに対応させたもので、後に登場する極限環境作業服を装甲化したポーンなどとはその出自から根本的に異なる。当時の環境を反映して装甲防御力は元より閉鎖した生命維持系も持たず、多くの兵士に等しく高品質な装備を行き渡らせるために簡易で軽量、生産性に優れ、一定の技術とコストで安定供給できるよう作られた。思惑通り地域や所属を問わず多くの将兵に支給されたこれらの装備は後に世相の変化と共に広く拡散し、企業保有の軍事力以外にも各地のヘテロドックス・軍閥から流浪する武装難民まで多くの人々の手に渡ることになる。現在でも様々な企業や団体が細部に改良を加えつつ製造を続けており、高耐久の野外作業服としても普及が進んでいる。
アーリー79の主な素材は化学繊維や樹脂であったが、可採資源の変遷に従って工業用作物由来の素材に移り変わってきている。その他細部の仕様は使用者に合わせて変化しているが、基本的な装備規格は当時のままである。これはアーリー79に合わせて開発された様々な携行装備品類が今も大量に存在し、使用されているからである。また旧い時代の物を再生したものや、未使用の在庫が発見されて市場に出回ることもある。
装備品類の調達に余力のある集団では装備の色や帽子などを統一して所属を明確にしている。特に都市部など各企業の管理区域では麾下の部隊とそれ以外の外部武装勢力を視覚的に判別できることは重要である。
背部に装填するヘキサグラムは各種電子機器の電源となっているほか、着用者自身を外部電源と見做して携行する機材に電力を供給できる。アーマータイプと比べると本体の駆動に必要な動力はごく僅かであるためこういった用途でのエネルギー分配にはかなりの余裕があるが、これが歩兵の運搬可能重量を圧迫していると考える使用者もおり、一部の部隊ではヘキサグラム装填装置を取り除いた単純な戦闘服として使用している。一方でアーマータイプと混成して軽装甲化を意図する例も見られるが、それぞれの機能を十全に活かすためには着衣の内部で動力伝達を再配置するなど特化した改造が必要となる。しかしこういった柔軟な運用が可能な点がこの装備が今も使用され続けている理由の一つである。

 

武器解説

MG6汎用機関銃

歩兵の携行可能な軽機関銃としては標準的な重火器である。
通常、射手と弾薬手の二名で運用し、所属する部隊の移動に合わせて自らも適宜移動し火点となる。射撃時には二脚や銃架を用いて銃を安定させる必要があるが、制圧力に優れ歩兵とほぼ同等の機動力で戦場を移動できることから支援火器として歩兵部隊に配備されており、車輌や施設に設置されている場合も多い。
旧来の他の銃器と同じく、火薬による化学反応エネルギーのみを動力として駆動し、基本的な構成部品には電装品を含まないが、アーマータイプで使用する場合は照準情報を電子的に補正する事でより精度の高い射撃が可能となるため、対応した照準装置を装備したタイプへと順次アップデートされている。

LAM-33 対戦車ロケットランチャー

ロケットブースター付弾頭を使用する無反動砲の一種である。
対戦車と名の付く通り非常に古い時代から使われてきた火器であり、第三世代ヘキサギアの時代でも歩兵に携行可能な対装甲火力を与える重要な装備である。
弾頭は成形炸薬を用いた対戦車榴弾となっており、発射直後に安定翼を展開しロケットモーターに点火、亜音速にまで加速しながら飛翔する。しかし、弾体そのものに誘導能力があるわけではないため、移動目標に命中させるにはできるだけ必中距離まで接近することはもちろん、標的の足止めや複数同時発射などの工夫が必要である。

M908 汎用ロケットランチャー

対戦車ロケットランチャーとほぼ同様の構造で、弾体を小型化して四連装とした装備である。主に非装甲車両やアーマータイプ、パラポーンなどの強化歩兵クラスを標的としているため単発の射程や威力よりも携行性を優先し、弾頭も単純な榴弾となっている。
中型以上のヘキサギアに対しては本体を直接攻撃する場合の火力不足は否めないが、4連装という特性を活かし、まず足場を破壊しスタックさせた後にガバナーを狙う等の戦術も報告されている。

火炎放射器

火炎によって対象物を焼却処理する工兵装備の一種。他の銃器と比べて被弾に弱く、射程も劣っているため歩兵の主力火器にはなりえないが、対陣地戦や廃棄物・危険物の焼却処理などで使用されている。
バックパックに備えた大小2本の円筒型タンクにはそれぞれ可燃性の薬液と圧搾ガスが充填されており、パイプで繋がれた銃部先端で着火、放出される。その効果は火炎というより着火した燃料を吹き付けるという表現が適切であり、一般的な化石燃料に比して高温で燃焼する薬液は対象に付着した後も燃え続け対象にダメージを与える。

ハンドアックス

作業用装備。施設突入の際の壁や扉の破壊、または樹木の伐採などに用いられる。
一般に流通している物と違い特殊な合金を使用しているため、若干軽量で携行性に優れており切れ味も長持ちするが、積極的に戦闘に用いられる事は無い。

シャベル

作業用装備。主に塹壕の設営で使用される他、鋸としても使用できる作りになっている。ハンドアックスと同種の特殊合金を採用しており、広く配備されている。また、同じく積極的に戦闘に使用されるものではない。

ハンドグレネード

直接手を用いて投擲する小型の爆弾。特に非装甲の標的に有効で、現在でも歩兵の基本装備となっている。
破片手榴弾や閃光発音弾、発煙弾、催涙弾、焼夷手榴弾など様々な種類があり、近年ではアーマータイプやパラポーンの台頭で火力不足が目立ってきているが、爆薬を増量した新型やプラズマ技術転用などの研究開発が進められている。

無線機

個人携行の短距離無線機。複数機を用いて音声の送受信を行うことができ、見通せる位置にいない者と連絡を取りあって連携を強化できる。電波によって通信するため電子戦の影響を強く受けるが、中継機の設置や通信網を強力に管理する人工知能の配備などである程度対抗できる。

ガスマスク

大気中に撒布された生物・化学兵器や自然発生した有毒ガス、粉塵などから人体を保護する為に着用するマスク。各種アーマータイプに装備されているような生命維持装置とは違い各種吸着缶によって呼吸前の大気から有害物質を除去するものであり、あくまでも一時的な対策の域を出ない。同様の装備は古くから使用されてきたが、それらとの差異としては有色ガスによる視界不良時の行動を補佐するため機械式視察装置を採用し、ヘッドマウントディスプレイ化されている点が挙げられる。

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