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MECHANIC 機体情報

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ガバナー アーマータイプ:ポーンA1 Ver.2.0 E2“オブスキュラ” GOVERNOR ARMOR TYPE: PAWN A1 Ver.2.0 E2 “Obscura”

設定解説

制式名称は「PAWN Advanced 1 Ver.2.0 Enhanced 2」
リバティー・アライアンスにおけるガバナーの標準装備「アーマータイプ:ポーンA1」は、その汎用性と発展性の高さから単一の目的に特化した様々な派生型が存在し、代表的なものだけでもアーマータイプ:ナイトやその原型となったポーンA2、ポーンX1など枚挙に暇がない。
ポーンA1がver.2.0と呼ばれる仕様へと変わった後もこの傾向は変わらず続き、各種任務に合わせた多くの派生型が産み出された。
本項で扱うA1E2、通称“オブスキュラ”はA1の基本コンセプトである“人機一体”をより先鋭化させるべく調整を施した型式となっている。
外観上の特徴として頭部左右の離れた位置に大型の光学センサーを備え中距離以遠の索敵と照準に関わる機能が強化されたコンバットヘルムや極力突出部を抑えた外装パーツが目を引くが、最も大きな変更点は新規の追加装備となる増槽型ヘキサグラムストレージである。
2基のヘキサグラム装填孔を備え大出力のパワーパックとして機能するこのストレージは最大瞬間出力と連続稼働時間の双方を大幅に向上させる他、筐体に配された多数のコネクターを介した拡張性を備えたユニットとなっている。そして膂力の向上とリソースの余裕はこれまで歩兵単独では運用が困難であった大型のレールガンなどの対物重火器の運用を可能とし、アーマータイプ単体をしてヘキサギアに対抗可能な大火力を付与するに至っている。
本機は潤沢な連続行動時間とガバナー単体でのサバイバビリティの高さという特性から主に長距離の巡回監視や浸透偵察などを任務とするヘキサギア部隊で重用されているが、いずれの場合も長期間に及ぶ装備着用と連続稼働を伴うことが多く、職業軍人としての高い熟練と覚悟が無ければ任務を遂行することは不可能である。

人としての肉体を持ちながらに己を殺し、人知れず闇間を駆ける“顔を捨てた兵士”たちは、戦場で相対する“生ける機械の兵士”たちを前に何を思うのか。互いの掲げる理想を切り結ぶ、終わりなき闘争の果てに。

武器解説

アサルトライフル

標準的な装備となる携行火器。原設計は非常に古く、国家がまだ存在した時代にまで遡る。
一般に広く流通する弾薬を使い、癖のない使い勝手の良い銃器であることから、正規軍から武装勢力までもが使用していた。現在では企業や一部のヘテロドックスが製造を続けているが、製造元によって性能がばらつくようにもなっている。
長い年月の間に様々なマイナーチェンジやカスタムパーツが作られ、規定や任務内容に支障のない範囲で、ガバナーが自身の特性に合わせてカスタムすることを想定したものとなっている。また、対ヘキサギア用の強装弾は射撃時の反動が大きく、アーマータイプとの併用が前提となる。

レールガン

対物重火器の一種である。射程と火力に優れ、装甲目標を長距離から撃破可能である反面、射撃には大電力を瞬間的に消費することから背部ヘキサグラムストレージと電源ケーブルで直結されている。連続発射はストレージの蓄電残量に依存し、また小型化の代償として銃身のシールドが不十分なため射撃時に電磁波が漏出している。それらの性質からかつての対戦車ロケットランチャーのような運用が為されている。通常時は懸架アームによって格納されているが、戦闘時にはアームから外しての運用も可能となっている。三眼式のセンサーを照準器として備え、増槽型ヘキサグラムストレージのレールガンと対になる位置にこれを装備する。

チェーンブレードユニット

陣地構築や障害物撤去に威力を発揮する工兵装備。推奨はされないが格闘戦にも用いられ、熟達した兵士が用いれば例えヘキサギアの装甲が相手であっても損傷を与えることが出来る。

増槽型ヘキサグラムストレージ

歩兵、特にアーマータイプのエネルギー供給源であるヘキサグラムの総量を増加するべく開発されたオプション装備である。主に大電力を要する火器・装備の運用の際に補助電源として装備される。
2基分のヘキサグラム装填孔を持ち、筐体に配された多数のコネクターの使い勝手の良さから携帯可能な発電機として単体でも使用される。アーマータイプに接続した場合、2基の励起と基底状態を交互にスイッチする事で非戦闘状態であれば理論上無制限の連続稼働を実現できる。

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