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MECHANIC 機体情報

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ガバナー エクスアーマータイプ:ケツァール GOVERNOR EX ARMORE TYPE: QUETZAL

【機体解説】

超感覚的知覚 をもってヴァリアントフォースを狩るガバナーがいる。
白堊理研によってモノケロスと同時期に開発された特殊なアーマータイプを纏う“黒い狩人”ケツァールがそれである。
彼らはモノケロスと同様に人体を強化改造された強化兵士たちであるが、その強化の方向性は大きく異なる。
視覚・聴覚・嗅覚など“感覚器”の精度強化に比重が置かれ感覚神経が異常発達した彼らはヒトが本来持つ危機察知能力を始めとした“野生の勘”とも言える超感覚的知覚を飛躍的に向上させたのであった。
これは戦場でのサバイバビリティを飛躍的に高めることに繋がっている。
ポーンA1などの汎用アーマータイプに比べて、より攻撃的な目的をもって開発された「モノケロス」とは対称的に、味方を守ることに特化した「ケツァール」はこの超感覚的知覚をもって何度も友軍の危機を救っている。

凶暴性を伴う反射や即応反応の向上を重視した白兵戦特化のモノケロスに比べ、戦闘能力は多少劣るが、安定性や制御性を重要視したケツァールは脳神経の改質もモノケロス用に調整された被験者たちに比べ比較的軽微で済んでおり精神面での障害も少ない。
同じ強化兵士としての道を歩むことになったモノケロスとケツァールの被験者であるが、その特性は対照的であり互いのウィークポイントを補い合う機能を持ち合わせている。
強化兵士となった「サムライ」と「狩人」は互いの得意とする技で仲間をフォローしあう最も相性の良い組み合わせであり、二人で一つの兵器なのだ。

一方で強化改造を行う際に生き延びる個体がごく少数と云われている「モノケロス型」に比べてケツァール型は量産性も良好と云われている。
もっとも実践投入から間もない情報であるため戦場に投入された数自体はまだ少ないものの、兵器としての完成度を高く評価されたケツァールは白堊理研が抱える特殊部隊として今後の活躍に期待されている。
一般的な銃火器の扱いにも長けているが、その本領を発揮するのは弓や洋弓銃などの原始的な武具を扱う時であり、あらゆる電子的阻害要因を潜り抜けモノケロスとともに悪鬼羅刹のごとくにパラポーンたちを狩るのであった。

戦場では「白麟角」と対をなす「黒鳳嘴」と呼ばれるガバナーの存在が囁かれており、白麟角と共にゾアントロプスを狙うと言われているが「黒鳳嘴」の存在は公の情報に記載されておらず真偽は定かではない。

【武器解説】

  • セキュリティ・ブランケット
  • 戦術洋弓銃「夜鶯」
  • 戦術複合弓「烏号」

拡張義肢(セキュリティ・ブランケット)

非常に美しい発色をした織物のような見た目であるが白堊理研が開発したエクスアーマータイプ:ケツァールが使用する拡張義肢の一つである。
ケツァールにとっては広範囲に広がる外部感覚器であり、各感覚器の機能を拡張する。大気中の微細な変化など周辺状況を読み取とって様々な情報を得ることができる。
非常に軽量で耐火、対刃防御、電子干渉阻害機能に加え周囲の風景に溶け込むことができるなど複数の機能を持つ万能具だが「知覚強化」という主機能は強化兵士にのみ感じられるものである。
防御機能を使用するとダメージを負った箇所の表面は硬化して剥がれ落ち、新たな表層部が形成されることから生物の皮膚のような構造になっていると思われる。
非使用時には装甲内に収納することが可能。

拡張義肢(センサリーヘアー)

ケツァールの頭部に見られる、細く長い“感化毛”型拡張義肢は外界からの刺激を受容する装置であり、強化兵士の本体から直接生える頭髪である。
感覚毛の長さによって周辺情報の収集精度が高まるが、感覚毛自体を外部に伸ばさない個体もいる。これは個体によって性能が多少異なるためであり、不要な情報を遮断するために外部に放出しない、または感覚毛自体を伸ばさないようにしていると考えられる。
感覚毛は必要時に自らの意思によって伸ばすことが可能である。モノケロスのものと比べて高精度であり生成も容易に行える。

拡張義肢(エコーロケーション)

反響定位機能。自己から発せられた音の反響によって、その方向などの情報から対象物の位置や距離などを探ることができる。
ケツァールは様々な外部機器、例えばヘキサギア「ウインドフォール」や「フライドローン」などと連携してこのエコーロケーションの機能を強化拡張することで自軍に危機を知らせる役割を持つ。
これは1機のアグニレイジによって多くのガバナーを失ったリバティー・アライアンスからの強い要望によるものである。

拡張義肢(シャープアイズ)

標準的なアーマータイプ以上の視力を持ち一切の電子機器が動作不能な状態になった場合を想定して生み出された、単独でもっともよく見える機能を持つ眼である。
エコーロケーションと同じく様々な外部機器との連携によって機能を強化することもできる。

戦闘用洋弓銃「夜鶯」

手動で弦を引いて固定し、ボルト(矢弾)を設置して射撃する洋弓銃の一種。銃火器と比べると射程や弾速、速射性や命中精度で劣る代わり射撃時の発砲音がなく、火薬のような化学的痕跡を射撃地点に残さない。重く大きな通常弾体は近距離であればアーマータイプの装甲部分にも損傷を与えるほどの侵徹力があり、他に擲弾や各種投擲センサー、極短距離EMP弾も使用できる。これらの特徴から特殊作戦向きの機材であり、ポーンA1を装備する非正規戦部隊でも少数の採用例がある。

戦闘用複合弓「烏合」

“むせび泣き”という名を与えられたこの古の武具は強化兵士の増強された筋力と骨格設計によってのみ運用可能となる専用兵器である。
リバティー・アライアンス内でも使用者が極端に少なく、習熟には相応の時間を要するため通常の兵士は間違いなく一般的な銃火器類を選択する。
通常弾体の侵徹力では洋弓銃を優越するが、総じて射手の熟練に依存する度合いが高く信頼性には欠けている。
洋弓銃と比べると弓自体が大きく携帯性に欠け、射撃に際して身を隠すことが難しい。そのため運用時の取り扱いが難しく、実戦投入されたケツァールの中でも敢えてこれを選んで装備するものは少ない。しかし知覚や筋力が鍛えられ成熟したケツァールにとってこの古の武具は、静穏性に優れ単純であるがゆえに頑丈な頼れる武具である。
エクスアーマータイプが使用する多くの武具は、一切の機械部品が機能しなくなった場合を想定したものが多く、烏号もその一つである。
狙撃対象へ吸い込まれるような命中精度はすべて射手の技術力の高さによるものであり機械部品に頼らずに生命体としての強化を選択した白堊理研らしい武装であると言える。各弾種も洋弓銃とほぼ同様の物が製作可能であるが、矢をすべて失った極限状態では遺棄されたヘキサギアのパーツを部材に用いて矢弾を制作することもある。

黒鳳嘴(くろほうし)

白麟角と対をなすケツァールの特殊個体を指す単語である。公の情報には一切現れず戦場での噂程度であるが、白麟角と共にゾアントロプスを狙う個体であると言われている。一般的な銃火器の取り扱いにも長けたケツァール型であるにも関わらず、「烏号」を使用して“狩り”を行うその姿は古の狩人そのものだったという。

 

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