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MECHANIC 機体情報

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ガバナー パラポーン・センチネル GOVERNOR PARA-PAWN SENTINEL

設定解説

「パラポーン」とはアーマータイプ:ポーンに酷似した無人人型戦闘兵器。
“疑似”ポーンを意味し、意識と記憶を電子情報化した人々が再び地上に降りたつ際の姿である。
機械部品によって構成された肢体は、あらゆる状況での生理的な活動限界を無意味なものとした。人工筋肉による常人を超えた運動性や筋力、ヘキサグラムのエネルギーによる半永久的な活動時間。過酷な戦闘経験を無数に蓄積し反映していく意識のバックアップとダウンロードの登場は、死の定義までも変質させた。

 

人工知能SANATは将来訪れるであろう全人類が失われる事態を予測し、種を存続させる為にプロジェクト リ・ジェネシスを開始。軍産複合体MSGをSANATの管理の元に置き、人々の意識と記憶を保存する為の巨大サーバーには「ジェネレーターシャフト」が設定された。再生型エネルギー資源であるヘキサグラムを動力源とする、この巨大な建造物は灰色の空にそびえ立つ地上で最も高い塔である。
この星の歴史、文化、人々の意識、想いを記録し、未来へと紡ぐ。
ヘキサグラムが失われない限り生き続ける、生命観の変容した彼らの唯一の希望である。

彼らは敵対する企業同盟軍「リバティー・アライアンス」と日夜戦い、時に傷つきながらも自らが生きた証を未来へと残す為に、そして来るべき再創生の日を迎える為に活動を続けている。

アーマータイプ:センチネル

MSGが擁する軍事組織「ヴァリアントフォース」には、未だ“人間”の兵士も数多く存在し、彼らが使用するためのアーマータイプも大量に製造・供給されている。構造としてはアーマータイプ:ポーンA1とほぼ同じであり、外装や一部の人工筋肉はパラポーンのそれとも互換性がある。実際のところ、総数でいえばこちらの方がはるかに多く、彼らもまた人工知能SANATの構想に協力する重要な勢力である。彼らはパラポーンと混成で部隊を編成し、協同で作戦を遂行する。リバティー・アライアンスのガバナーと同様にヘキサギアを乗りこなし、ゾアテックスを使いこなす。人工知能SANATの描く理想を理解し、或いは彼ら自身の事情や思惑によって戦力を提供する。パラポーンと同じように意識や記憶をジェネレーターシャフトに記録し、その恒久性と再現性を信じている。
彼らは戦闘で損壊した肉体を機械化し、補修を繰り返すごとにアーマータイプと渾然一体となっていく――。

 

武装

HCT-3 ハンドアックス

戦斧。単純な構造で、短い柄の先端に重い直線状の厚刃を備える。
白兵戦以外にも障害物の破壊など様々な用途がある。

SLD-3 シールド

小型の盾。近距離での格闘戦において、相手の攻撃を防ぎつつ直接打撃できる。
とはいえ装甲化されたガバナーには効果は薄く、治安維持部隊のような組織で多く用いられる。

SG-06 ショットガン

多目的軍用銃。大口径の弾薬を使用するため、散弾のほかにスラッグ弾や煙幕弾、ゴムスタン弾なども発射できる。主に近距離で使用する銃器であり、野戦より都市内に展開する部隊に重点的に配備される。

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