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MECHANIC 機体情報

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ジーク・スプリンガー SIEG SPRINGER

機体解説

ジーク・スプリンガーはMSGが開発した第三世代ヘキサギアの中でも機動力を特に重視した機体である。アグニレイジのような飛行型を除き、陸上を走行する機体としては群を抜いて高い機動性能を持つ。
第三世代ヘキサギアでも比較的小型の部類に入るが、機体の総重量に対して武装、装甲などの比率が極端に小さく設計され、骨格以外の大部分は高密度に配されたヘキサグラム応用技術による人工筋肉で構成されている為、機体サイズに不釣り合いな運動性と積載能力を両立している。内蔵するヘキサグラムの総量が多いことから持久性に非常に富むのも特徴である。
ビークルモード等へのシステムコンバートも持たずゾアテックスモードに特化した影響か、発現する獣性は個体差こそあれ押し並べて獰猛となる傾向を持ち、騎乗するガバナーにも相応の技量と装備を要求する。
これらは実質的にイグナイト・スパルタンの騎乗を前提とした仕様であり、「騎兵と乗騎」が組み合わさることで戦闘用ヘキサギアとして最大の効果を発揮する。
イグナイト・スパルタンが装備する長槍を効果的に運用するためには、高い機動力を持つヘキサギアが必要であり、またその機体が槍の取り回しを阻害しないサイズである事も重要であった。そしてジーク・スプリンガーの暴れる獣性を抑え込み、その機動力と積載能力を十全に使いきれる騎手こそがイグナイト・スパルタンであった。
その名に“勝利”を冠した黒馬は黒騎士に絶対の勝利を約束する。
そして黒馬を駆る黒騎士もまた、女王を護るために完全なる勝利を掲げる。
騎士と騎馬は一本の槍となり、戦場を鋭い稲妻のように突き抜けるのだった。

搭載武器

ラムホーン

頭部中央に装備された衝角。
ジーク・スプリンガーの持つ唯一の武装であり、高速走行中に転進を行う際の姿勢制御用カウンターウェイトとしても機能している。

ローウェルスパー

歩行脚の先端に取り付けられた輪拍状の部品。回転によって慣性モーメントを安定化するフライホイールの一種であり、走行時の四肢の運動を効率的なものとしている。

テールスラスター

鞍状の座席の後部に設置された補助推進装置。高速走行時の更なる加速や姿勢制御、跳躍距離の延長を目的として使用される。左右一対で一組となっており、使用時には可動肢によって任意の位置に展開する。

増設座席

頸部から頭部にかけての部位を外し、座席を取り付けることでゾアテックスの発現を最小限に抑制、ごく一般的なガバナーでも操作することができるようになる。
荷役など幅広い業務に用いられる。

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