SPEC

機体解説

—リバティー・アライアンスによる「ALL IN THE EARTH」奪取作戦のその大きな動きを、SANATが察知するまでにそう長い時間は掛からなかった。
SANATはこの企てを阻止すべく、戦闘区域後方の敵性砲火支援部隊及び補給部隊の元へ強襲部隊“追放者”を展開した。

この機体はバルクアームαのバリエーション機、バルクアームκ“カッパ”の特殊改修機であり、SANAT直属の強襲部隊の一つ“追放者”に所属する近接戦闘型ヘキサギアである。

装甲を胸部前面へ偏重させたことで正面からの攻撃に対し高い防御力を誇るこの機体は、その頑強さに加え、背部の大型推進器と強靭な脚部を用いた“跳躍”で、三次元戦闘をこなすほどの機動能力をも兼ね備えている。
その機動性は推進器へ直接接続されたヘキサグラム・ハブの存在だけによるものではなく、SANATによる演算支援、人型ヘキサギア体躯制御支援システム「Gigas」の導入、ガバナーとのニューロン接続操作の導入の三種の支援をもってその体躯を宙に駆る。

右腕に携えられた剣と呼ぶにはあまりにも嵩高いその一振りは、障害物からヘキサギアまでをも叩き斬るだけでなく、刀身に内蔵された2門の火砲を用いて近接戦闘をより優位に進める。
ガバナー及び軽装甲目標に対して致命的な損害を与えるバックショット弾、堅牢な障害物や重装甲目標に対して用いられるスラグ弾がそれぞれに装填されており、どちらもバラック小屋程度であれば容易に貫徹し、カバー中の敵性目標に対しても十分に効果を発揮する。


—“追放者”達は一切殲滅を任とし、一切の捕虜を取らない。
彼らは不信者共に情報体という新たな生を歩むことを許さず、電子の楽園に踏み入る資格の無い彼らをひたすら"追放"し続ける。

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

作ったヘキサギアがどう見ても悪役顔をしていたので居ても立っても居られず、VF勢力として投稿させていただきました。
この機体でたくさんのLA兵の皆さんを追放できたらと思っています！おかしな設定書いてしまってるけどいいよね！よろしくお願いします！