155㎜自走榴弾砲「フェイディ」
SPEC
TYPE | 軽量自走砲 |
---|---|
WEAPON | 155mm榴弾砲 |
PARTS | レイブレード・インパルス、ブロックバスター、リボルビングバスターキャノン、ソリッドラプター、ミサイル&レドーム、ヘキサギア EXユニット001、エクスアーマーC、ディティールカバーA |
機体解説
<概要>
元々は第二世代のヘキサギアに装備・搭載する予定で配備された大口径榴弾砲だったが、直前の大規模戦闘でヘキサギア本体が喪われてしまったため、第三世代ヘキサギアの余剰パーツを組み合わせて自走機能を持たせた現地改修兵器。前線部隊から送られた位置情報を元に、遥か後方の遠隔地から精度の高い援護射撃を行い、敵陣に圧倒的なダメージを与える。
<性能>
特殊誘導弾など、使用する砲弾に拠ってその有効射程距離は40,000mを超え、ヘキサギア同士の戦闘用に開発されたリボルビング機構により一分間辺り最大6発の連続砲撃が可能。特殊誘導弾やフレシェット弾、対戦車・対ヘキサギア用の成形炸裂弾など多種多様な砲弾も用意されており、その用途は広範囲に及ぶ。反面、単体では高速戦闘を行う敵性ヘキサギアに対して有効打を与えるのは難しく、味方ヘキサギアの支援などによる足止めが不可欠となっている。
自身を防衛する随伴兵の援護のために発煙弾発射装置を有しており、またレイブレートインパルスからのパーツ流用によって通常の自走砲としては過剰な走行能力を獲得しているため、いざという時には周囲の敵兵を煙幕で攪乱し味方歩兵を素早く搭乗させての高速離脱が可能となっている。ただし元来搭乗用でないため、乗り心地は最悪である。ゾアテックスを有していないため悪路での走行性能は低いものの、一般的な中量級ヘキサギアと比べれば軽量で輸送ヘリなどによる運搬が容易なことから、幅広い地域・状況下で運用が可能となっている。
<随伴歩兵について>
後方からの超長距離砲撃が主な任務であるため、その随伴歩兵には機動性が求められておらず、砲手護衛のために防御能力の高い装備を携行している。周辺の部隊によって安全が確保されてさえいれば、砲撃を担当する工兵や整備兵のみで運用される場合も多い。人員不足の折には、最前線を退いた老兵が教練不足の新兵を伴って随伴することもあったようだ。
<備考>
行き場の失った余剰品から生まれた兵器であるため現地での数台の製造に留まっているものの、その運用性・整備性の高さと、練度の低い部隊でもある程度の戦果を挙げられるという点で評価が高く、再設計と量産化の計画が進行しているとの噂があるほど。ちなみに「フェイディ」という愛称は、その走行速度と射程距離より、マラソンの語源となった逸話の登場人物「フェイディピデス」から採られている。
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
ヘキサギア世界における遠距離支援兵器を目指して作成してみました。この世界でも「目標まで、5…4…3…弾着、今!!」というのがやりたかったのです。攻撃性能に関しては現実にあるものを参考にしているため、飛び抜けたものを有しているわけではありません。しかし、このフェイディは「軽量で輸送ヘリで運搬できる自走砲」という、運用面での進化を遂げています。
GOVERNOR DATA
- NAMEアイン
- SNS
- UPDATE2018/05/23