ボルトレックス・スティンガー
SPEC
TYPE | サソリ型(拠点防衛形態) |
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WEAPON | VICブレード×1(尾部) プラズマキャノン×2(脚部) グラップルカッター×2(腕部) バイティングシザーズ×2(脚部) M・P型オートマチックグレードランチャー×4(頭部および脚部) グラップルブレード×8(脚部左右四対) スティンガーユニット"アンタレス"×1(尾部) |
PARTS | ヘキサギア ボルトレックス×2 モーター・パニッシャー×2 ギミックユニット 03 LEDソードルアーBLUE ver. ヘヴィウエポンユニット 06 エクシードバインダー ウエポンユニット 39 連装砲 メカサプライ 05 ジョイントセット 07 エクスアーマー |
機体解説
サソリ型ヘキサギア
MSGによるゾアテックス開発の試験構築機を現地採用し、実戦配備仕様に再設定した機体。
当初、ボルトレックス及びモーター・パニッシャーの奪取/鹵獲に成功したMSGであるが、ゾアテックス開発についてはアースクライン・バイオメカニクスに大きな遅れをとっており、ゾアテックスの研究・開発が急がれていた。
同研究においては実験段階で新規のフレームから製造するよりも、既存の機体を流用し、検証次第で換装や拡張を進め、一定水準に達した後に新規試作機の開発を始めた方が効率的であることから、初期生産のボルトレックス(KARMA搭載機)を素体とし、モーター・パニッシャー2機分を合成、サソリ型の獣性を付与するために組み換えられた、実験検証機が本機体のベースである。
ボルトレックスでは高速走行形態であったビークルモードは、大型化し総重量の増大した本機体では、お世辞にも高速走行とは言えないものの、平坦な地形での長距離移動には適している。
また頑強な頭部カウルと併せ、肋骨のように左右からガバナーを守るグラップルブレードによる堅牢な防御力、プラズマキャノンによるバリケード等の障害物の破壊能力、総合的な突破力は非常に高く、その事から本機体のビークルモードは、強行突撃形態と呼称されている。
格闘形態であったゾアテックスモードは、拠点防衛を主眼とした射撃を得意とするサソリ型となっている。
大型化した機体であるため鈍重な印象を与えるが、左右四対のグラップルブレードを脚部とした瞬発力は目を見張るものがあり、中距離以上の対象への接近は苦手とするものの、敵機からの遠距離射撃に対する回避や、接近戦闘に対する反撃と追撃には、充分な性能である。
またモーター・パニッシャー由来の左右エアフローターと、八脚のグラップルブレードの併用により半ホバー走行が可能であり、砂漠等でも滑らかな水平移動を可能としている。
ゾアテックスモードではプラズマキャノンによる射撃と、左右の鋏として使用さる頑強なバイティングシザーズによる格闘と防御能力により、拠点防衛において安定的な戦闘能力が発揮される。
また尾部のVICブレードは、まさにサソリの毒のように、突き刺した敵機を攻撃型ソフトウェアにより内部から破壊していくため、敵機の迂闊な接近を牽制する役割もある。
最後に切り札として本機体特有の武装である、尾部VICブレード下に懸架されたスティンガーユニット"アンタレス"が存在する。
MSGにおいて、レイブレードの解析・対策を研究した際に、実験的に作られた試作武装で、ヘキサグラムを粒子化する代わりに、希少金属と液体燃料の混合物質を粒子化し、レイブレード同様にフィールド発振器を通じ放出、青白い光槍を瞬間的に形成する近接戦用の武装である。
本武装はレイブレードと違いヘキサグラム自体を消耗しないものの、その光槍を発現させるためには倍以上となるヘキサグラムの搭載・励起が必要であり、また光槍の発現も瞬間的でしかなく、刃を維持したまま切り払うような使用方法は不可能である。
本武装は発射口の直線上の対象を、瞬間的に光槍で突き刺すように刺突する攻撃と、威力は落ちるが短い光槍を射出する、中距離程度までの狙撃による攻撃が可能である。
ヘキサグラムからのエネルギーを大量に必要とする割に、高価な希少金属と液体燃料の混合物質を大きく消費し、また同物質を武装に充填できる量には限りがあり、使用は限定的で多用ができないため、兵装としては非効率な欠陥品と言える。
…以上がSANATのネットワークに上げられた、戦術データベース上の記載事項である。
上記公式記載内容にはないが観測した事実として、以下の情報を追記する。
本機体には第二のゾアテックスモードが存在し、ボルトレックスのゾアテックスモードである獣脚類と類似した、サラマンダー型の強襲格闘形態である。
この強襲形態ではゾアテックスによる獣性を遺憾なく発揮し、イグナイトクラスのガバナーでも、暴走と隣り合わせの危険性を有している。
両腕のグラップルカッターによる格闘戦のほか、翼のごとく左右に展開したグラップルブレードは姿勢制御のバランサーとして機能しつつ、敵機の射撃を自動で防ぎ、そしてフレキシブルに動く尾部のVICブレードとスティンガーユニットにより、全方位の攻撃を可能としている。
…本作戦においては、拠点防衛型の指揮官機として、オールイン・ジ・アースの進行先=MSGの勢力圏の境界地点にて、VFのボルトレックス部隊を展開、追撃して来るLA部隊やヘテロドックスを迎撃し、オールイン・ジ・アースの進行を迎え入れる形で援護する。
…万が一、オールイン・ジ・アースが中途で大破もしくは行動不能となった場合は、強行突撃形態にてボルトレックス部隊を引き連れLA部隊の背後から強襲し、オールイン・ジ・アースを随伴支援もしくは中枢筐体の回収を行う。
それすらも不可能な場合、情報奪取を防ぐため、強襲形態に変形し敵部隊を殲滅しつつ、VICブレードにてオールイン・ジ・アースの中枢を完全に破壊する事を密命とし、本作戦場を進軍する。
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
ボルトレックスを中心に、モーター・パニッシャーで挟めばサソリになりそうと妄想していたところ、本作戦概要を目にし、砂漠と言ったらサソリだろ!と言う安易な発想で、参加させていただきました。
安直ですみません!
GOVERNOR DATA
- NAMETAKE-AX
- SNS
- UPDATE2018/06/08