SPEC

機体解説

霊獣型ゾアテックッス
それはほぼ全てのデータにおいて、通常のゾアテックス搭載ヘキサギアより遥かに優れた数値を示す、完成系ゾアテックスの一種とも言える。
しかしその反面、制御は尋常ではない困難を極め、一級のガバナーでもコントロールすることが出来ないほどの暴れ馬である。
ただ一つの成功例として現在確認されているのが、「レイブレード・グライフ」
世界で初めてガバナーと呼ばれた天才、伝説と言われる男の作り上げたヘキサギア。
モデルにした霊獣は、グリフォン。
鷲の上半身と獅子の下半身を持つといわれる霊獣である。
俊敏かつ力強く、空を支配できる彼のヘキサギア。

その男の偉業に挑もうとしたガバナーが、ここにまた一人・・・

モデルにした霊獣はドラゴン。
グリフォンより高位に位置するとされる霊獣である。
しかし、その制御もそれ相応になる。

結果として生み出されたのは、ドラゴンの抜け殻のようなゾアテックスになった。
伝説のガバナーですら、グリフォン型の制御にとどめたものを、更に高位の霊獣を制御可能な状態で封じ込めることは、結論から言えば不可能であった。
故に本能、機能に多重のプロテクトをかけ、ヘキサグラムの発生させるエネルギーのほぼ全てを機体制御に回すことで何とか形にすることに成功したのである。
その結果、遠距離兵装は全滅、ビークルモードは使用不可、索敵は有視界のみ、ゾアテックス解放上限は４０％、しかも解放時の限界稼働時間は15分となってしまった。
レイブレードを改造した必殺兵装「ドラゴンブレス」は近距離でならありとあらゆる物質を完全消滅できる反面、使用後のゾアテックスは暴走寸前になるという諸刃の剣になってしまった。

この機体を制作したガバナーは言う

「何か、何かが足りない。
ゾアテックスの本質に存在する、現行の技術では絶対に作り出せない何かが」

そんな折に発生したオールイン・ジ・アースの緊急ミッション
聞けばその機体ははるか昔に製造された恐竜型ゾアテックスを搭載している可能性が高いという。
彼はすぐさまリバティーアライアンスに協力を申し出て戦場に向かった。
この先で必ず何かがあると、このドラゴンの真の力を引き出すための何かがあると。
そう確信して・・・

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

レイブレード・グライフを一目見た時から僕も作って改造したい！
との思いでいっぱいでした・・・笑

公式ブログの画像とレシピを参考に改造しました。
よろしく見てやってください。