SPEC

機体解説

[ガバナー：ノーディル]
SANATおよびプロジェクト リ・ジェネシスを信奉する人物。
自身の記憶と意識はすでに電子情報化されている。

計画実現に向けた貢献がMSGおよびSANATに認められ、ハイドストーム1機を受領し、独自に運用する権限を与えられる。
ハイドストームを陸戦仕様に改装、加えて機体操縦のためのインターフェースを独自の理論に基づき構築し、ガバナーの物理的な身体を経由せずに機体制御を行うことに成功した。

ジェネレーターシャフトとの疎通が確保できない状態で機体から離れて活動する状況を想定し、彼は自意識をドロイドユニットに転送して分離する技術を確立した。
その状態でガバナーとして活動する際は、専用のアタッチメントを介して他のパラポーンの上半身を接続する。
どのパラポーンであっても適合はするが、生産数の関係でセンチネルタイプを使用するケースがほとんどである。

本来は緊急用の措置であったが、次第に彼はドロイドユニットを自己のアイデンティティの一部と認識するようになり、通常のパラポーンの身体で活動することがほとんどなくなってしまった。

[ヘキサギア：ハイドストーム・イール]
ノーディルがハイドストームを陸戦仕様に改修した機体。
原型機のハイドストームと同様の電子戦用の機体で、多脚形態と二脚形態への変形機構を備えている。

多脚形態は閉所への潜入や不整地の走破に用いられ、基本的にはこの形態で運用することが想定されている。
二脚形態は近接戦闘時へ対応するためのものではあるが、基本的に電子戦機で火力も防御力も低いために直接の戦闘は推奨されていない。
それでも、原型機譲りのテンタクルアーム及びVICブレードによる搦め手に加え、MSG社標準のマニピュレーターによる汎用性を獲得した本機の戦闘力は決して低くはない。

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

ハイドストームの持つ異形感を活かした作品に、
ヘキサギア世界におけるヒトのあり方の一つを提示してみたかったです。