SPEC

機体解説

・強襲型ヘキサギア「エクスバルク・アサルト」
バルクアームの拡張(Extend)及び究極形(Extreme)をテーマに製作された機体「エクスバルク」の強襲用兵装。
ゾアテックスの立体的な機動こそ不可能だが、脚部ホイール及び機体各所に配置されたスラスター類、そして後述するAIにより、第3世代機に追随し得る運動性と機動性を発揮する。
なお、機体を構成するパーツにはレッケージよりの発掘品が多数を占める為、実質的にワンオフモデルとなっている。

・パイロット ガバナー「グレンリベット」
通称グレン。右腕が義手の青年ガバナー(本名不明)。過去にはLAに所属していたが、とある作戦中にアードベッグと名乗るゾアントロプス型の傭兵による無差別な破壊行動に遭い部隊は壊滅。恋仲でもあったチームメイトを失い、辛うじて生き延びた本人も片腕を失う重傷を負う。
その後、自らも傭兵へと鞍替えし、名前を変え悪夢の元凶である彼への復讐心を胸に追い続けている。

陣営を問わず大規模作戦に参加するのは、彼との再戦を、そして彼に関連する"この傭兵名"で名声を上げることで、いずれ向こうから接触して来ることを期待してとのこと。
レッケージ近隣を住処としており、相棒である腕利きのメカニックと共に度々発掘作業を行なっている。本機を構成するパーツの大部分がレッケージ産なのは、それ故である。

・搭載AI「マルグリッド9」
レッケージより発掘した遺物を解析し復元された、極めて高性能な疑似人格AIユニット。通称マル。
形式番号MR-009がユニットの正式名称だが、音声が亡き恋仲だった人物に似ている為、グレンからは上記の名で呼ばれている。
本機の第2世代離れした戦闘機動や複雑な武装制御は、当ユニットの補助に依る所が大きい。

・強化型ヘッド&マルチセンサー
処理能力に優れる大型カメラを搭載した新型頭部、コックピット周囲には偵察機クラスのセンサーユニットを装備。

・ターボユニット
脚部には大型ホイール及びジェネレーターユニットを追加し、従来機を大きく凌駕する機動性を獲得している。

・インパクトスラスター
肩部前方に2基、後方に高出力型1基、瞬間的に機体を加速させる緊急回避用高出力スラスターを装備。

・エクステンドブースター
肩部、脚部にブースターユニットを追加し、第三世代に迫る運動性を獲得した。

・オーバードブースターユニット
背部バックパックと一体化した超高出力ブースター。耐G性能を持つアーマーを着用して初めて使用可能な、圧倒的加速力を発揮する。

・105mm滑腔砲
バルクアーム標準装備の120mm砲を小型&固定兵装化。性能は劣るものの、腕部拡張性の向上や近接戦闘への対応といった利点がある。

・連装20mm機銃&フラッシュライト
対ガバナーや牽制射撃、飛翔体迎撃に使用される機銃。ユニット中央にはフラッシュライトも搭載。

・銃剣型複合兵装システム
小型ジェネレーターを搭載した複合兵装。通称エクスブレイガン。各種弾丸に対応したレールガンとレイブレードを解析して作られたレプリカから成る。
大部分がレッケージより回収した遺物により構成されている為、完全なるワンオフモデルである。
なお今回は後述の武装と併せた運用を想定したニードル状の特殊弾が装填されている。

・超高圧電流放射装置
通称ライオットコライダー。高圧電流によりAI及び第3世代機の人工筋肉を焼き切り、無力化させる。破壊ではなく無力化を目的とした特殊兵装。
なお、純粋な機械である第2世代機にも一時的な機能障害を引き起こすことは可能である。

放射角、範囲はある程度操作可能で、更に避雷針となるニードルガンと併用することにより、指向性を持つ必中の武装と化す。
本武装も大部分がレッケージ産の遺物で構成されており、ワンオフモデルとなっている。

第三世代機に対して非常に有効な武装ではあったが、消費エネルギーが莫大な為、最大出力での使用は一度の出撃につき3回程度とされている。

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

バルクアームのデザインが気に入ったので、本来のデザインを崩さずに独自性を出すことが目標でした。
また今回のミッション目的が対象の破壊ではなく捕獲及び回収の為、いかにあの機体を無力化するかを考えた末の特殊兵装であり、本武装を効果的なタイミングで最大限に活かす為の機動性重視な強襲用セッティングになります。

各追加ユニットは取り外し可能な為、今後新たなミッションが開催された際には別装備で参加予定です。
Twitterの当アカウントのモーメントにて、今回の機体に使用したパーツや追加ユニットの組替え解説を行なっておりますので、ミキシングの参考にしていただけたら幸いです。