カロン・リース
SPEC
TYPE | 一般兵 / 偵察任務 |
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WEAPON | 軽量型ブレード“刀” 強化ハンドガン 頭部特殊ジャミング装置 |
PARTS | ガバナー パラポーン・イグナイト ガバナー パラポーン・センチネル ガバナー ライトアーマータイプ:ローズ ガバナー パラポーン・エクスパンダー |
機体解説
個人としての戦闘能力は、他のガバナーと比べても突出はしていない。
ある戦場で負傷したイグナイトと遭遇し、かろうじてこれを撃破。倒したイグナイトから壊れていない高性能パーツをかき集め、リバティー・アライアンスから支給された自らのアーマータイプを改造している。
改造に協力したメカニックの趣味により、イグナイトの持つ他機体へのカメラリンク機能とディセプション・リピーターを組み合わせて作られた、各種センサーに同時に影響を及ぼす特殊なジャミング装置が頭部に取り付けられている。
(カロン・リース)
まさか、あんな場所にあったとは――
敵実験機の弾薬庫を発見したカロンは、正確な位置情報を作戦本部に送信した。
間もなくして長距離砲撃部隊が動くだろう。
『5時方向、敵1』
突然耳元で聞こえた声に、身体が反応する。
違法改造されたジャミング装置を起動し、射線を避けながら一気に間合いを詰める。
銃口を中空に向けて引き金を引いたセンチネルには、カロンの姿が二重に見えたのだろう。
補正プログラムにより、映像のブレは1秒もしないうちに修正される。
しかし、各種身体能力が強化されたガバナーにとって、その一瞬は大きい。
つばのない無骨な刀が、正確にセンチネルの動力源を傷付けた。
喧騒を避け、作戦エリアにいくつか用意されている偵察部隊用のバラック小屋に身を隠す。
『そんな動きでは、すぐに死にますよ』
再びあの声が耳元で響いた。
カロンのアーマータイプに自立ナビゲーション型のAIは搭載されていない。
――ふと、突拍子もない想像が頭をよぎる。
アーマータイプに取り付けたパーツ内に、イグナイトのパーソナルデータが残されているのか……?
敵弾薬庫のあった方角から大きな爆発音が聞こえた。
目覚めてしまった暴君を大地に還すため、大規模作戦が始まろうとしていた。
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
このガバナーで初めて、切って張ってのプチ改造に挑戦しました。
角を切って斜めにくっつけるだけでこうも印象が変わるのかと、組み換えだけでなく、こっちの方にもはまってしまいそうです。
今後も細々とミッションに参戦し、ヘキサギアの歴史の一部にマイガバナーが関われることを楽しみにしています。次回は、ガバナーだけでなく、ヘキサギアも登場させてみたいです。
GOVERNOR DATA
- NAMEスズック
- SNS
- UPDATE2018/08/30