SPEC

機体解説

第2世代から第3世代へ移行する過程において機動性の高い人型ヘキサギアとして開発された試作機体の一種

胴体部にヘキサグラムアンプリファイアと呼ばれる増幅器を搭載し、小型ながら最大出力は非常に高い
基本的に戦闘はほとんど行わないが脚部に搭載されたマニューバホイールと背面部のスラスターによる機動性、ブレードバスターの火力を合わせた一撃離脱をメインのスタイルとする

バーストライフル
人型ヘキサギア用に開発された携行火器
マーケットで出回っている既製品で様々な機体で運用される

ブレードバスター
両腕部ハンガーに装着された試作兵装
小型ヘキサグラムストレージにプラズマ弾射出ユニットとブレード展開ユニットが取り付けられている
発生させたプラズマを発射するプラズマキャノンと刀身状に展開するプラズマブレードを使い分けられる
機体からのエネルギー供給無しに単独で運用可能だがプラズマブレードは消費エネルギーが多いため斬る一瞬だけ展開して使われることが多い

D.C.S(ダイレクトコントロールシステム)
アーマータイプを機体に直接接続することで自らの手足の如く機体を操縦することを可能としたシステム
機体とガバナー間で思考のやり取りを行うためガバナーへの負担は通常よりも大きいが連携を取りやすくなる利点もある
しかし油断や緊張などの思考が機体の挙動にも反映されやすく操縦難度は高い
また、操縦桿は緊急時用の歩兵用火器として運用可能なようになっている

レーダーホーン
頭部横側に取り付けられたツノ状の装備
周辺の状況をスキャンしガバナーに伝達する
なお、搭載AIの気分によって上がったり下がったりする


ラプターモード
機体全高を低くすることで高速移動に特化した形態に変形する
あくまで高速移動のための変形でありゾアテックスは発動しない

モードディアボロス
思考を直接反映するD.C.Sの特性上の欠点を補うために搭載された特殊機能
機体自体を獣人、悪魔と言った人外の存在として認識させて無理矢理ゾアテックスを発動させる
発動時は索敵範囲に入る味方の信号を出さない機体、歩兵など全てを対象として攻撃を行うが、対象を必要以上に破壊するなど残虐性が高くなる他に、発動中はAIは機能障害を起こし意思疎通が取れなくなる、ガバナーの操作のほとんどを受け付けないなどの欠点も多い
接続中のガバナーが危険状態になることで自動的に発動するが、ガバナー自身が命令して発動も可能

ヘキサグラムアンプリファイア
背面部に搭載された2基の直方体型増幅器
起動することで増幅器と一部装甲を展開し共振励起を発生させる
発動中はスラスター全開の全速力で移動しつつプラズマブレードを展開状態で振り回せるほどに機体出力を強化する
しかし効果が切れた際に一切の身動きができない程に能力が低下するため、基本的には使用されない
モードディアボロスが発動する際には既に共振励起中などの例外を除き強制的に起動する

搭載KARMA「ラプター」
ディアラプターに搭載されたKARMA
コクピットの端末に搭載されており分離可能
素直で聞き分けはいいが機体の経緯上、知らないことが多く、何にでも興味を示しガバナーを振り回す

ガバナー 「フォウ・ロア」
VF、LAのどちらにも属さない傭兵
ある時廃棄された研究所にて放置されたこの機体を発見して以来、ラプターと共に各地を見て回る旅をしている
VFの巨大なヘキサギアの噂にラプターが興味を持ったため、戦場までやってきた

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

脚にタイヤをつけた速そうな機体を作りたくて悩みに悩んでようやく完成
頭部は最初の頃から変わらないままいい感じにまとまったと思います
機体は破壊的な性能なのに搭載AIは無知っていうのはこだわりポイント

応募動機はガバナーとAIが世界をただただ見て回るのも面白いかなと