SPEC

機体解説

レイブレード・インパルスの飛行用改造機でリバティー・アライアンスのガバナーの一人ライディール・グランコッホがアースクラインが製造したレイブレード・グライフに触発されて作ったもの。
彼はリバティー・アライアンスを悩ませるヴァリアントフォースの強力なアグニレイジに対抗するため、グライフのような新兵器を考えていた。ただしグライフのように複雑に多数のパーツで改造するのは彼には無理だった。そこで自らの愛機であるレイブレード・インパルスにブースターユニットと飛行用ウイングを装着しただけの改良を施したのである。
それがレイブレード・インパルス　ブースターカスタムである。
搭載されているKARMAの名前は「ヴァルキリー」と言いライディールが北欧神話の女神から取っている。
本機に使われているブースターはかつてMSGが宇宙開発を推進していた時に試作していた宇宙ロケット用のブースターの１つを流用したものである。このブースターはライディールがとある廃工場にて発見されたものでありそれを改良してヘキサギア用装備として使えるようにし、どこかで拾ったウイングユニットを装着、機動力と加速力が向上し、更には空を飛べるようになっている。そしてグラビティ・コントローラーにも改良が施され、一定時間だけ浮遊できるようになっている。
ただブースターが重い為か小回りは効かず、またグライフ程では無いが操縦性も悪くなったがライディールは長くレイブレード・インパルスを駆って戦ってきた為かこの機体を短期間で乗りこなしており、陸戦と空中戦の両方に対応できている。
武装はレイブレード、グレネードランチャー、チェーンガンをそのまま装備しているが追加武装として鞭のように展開できるソードを機体後部に装着している。このソードテイルは敵を切り裂いたり、敵に巻き付いたりする事が可能。またロード・インパルスのトリックブレードのように敵ガバナーをヘキサギアから引きずり下ろす戦法も可能。
機動力はブロックバスターとモーターパニッシャー以上で、ライディールは本機でこの2機を撃墜した事がある。
ライディールとしては「まずこの機体でアグニレイジに突撃し、砲撃をかわしつつレイブレードとソードテイルでアグニレイジを撃破する」と言う作戦を考えている。
しかしこの機体はレイブレードを装備しているため稼働時間は短い。この作戦は決死の覚悟で挑もうとしていた。
そんな中・・・

ヴァルキリー「ライディール、本部から指令が出ました」
ライディール「どうした？」
ヴァルキリー「指定された渓谷地帯に向かってくれとの事です。何でも例の巨大ヘキサギアの件でしょう」
ライディール「あれか・・・機体の調整で参加できなかったが・・・何でもアースクラインに移送するらしいな」
ヴァルキリー「その護衛の援軍要請です。護衛部隊の中にはレイブレード・グライフも付いていますよ」
ライディール「ほほお・・・そいつは良いね。あれを生で拝めるのか。行ってやるか！俺の機体が役に立つかもしれんしな」
ヴァルキリー「敵も来る可能性がありますよ、十分に注意してください」
ライディール「構わないさ、例えアグニレイジが来ようが俺がいざという時に食って掛かるさ！」
ヴァルキリー「・・・全く・・・」

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

今回はレイブレード・インパルスをベースに参加いたします。
レイジングブースターを使って飛べるレイブレード・インパルスを作ってみたかったのです。
グライフみたいに沢山のパーツで組み上げた複雑改造は無理なので・・・せめて羽根とブースターで飛べるようにしました。