ソード・ブレイカー
SPEC
TYPE | 高速戦闘強襲型 |
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SIZE | Standard HEXA GEAR class |
WEAPON | MFWS(マルチファンクショナルウェポンシステム) 本機のメイン装備で、斬撃兵器であるロングブレード、実弾ガトリングガン、ニードルガンが一体化したマルチ兵装である。 ロングブレード: MFWSに装備した二振りの剣。 ハイドストームのVICブレードに使用されている碑晶質と同じ素材のもので、通電によって高熱を出力する機能を有する。 破壊力、切断力はレイブレード等の規格外兵器に比べるまでもなく低いが、通常の装甲に対しては必要十分な威力を持つ。 ブレード基部は二段階に展開するため、レイブレードに比べリーチに勝る。 また上下左右にフレキシブルに可動させることが可能。 使用時は放熱システムを内蔵したエアブレーキが同時に展開する。 実弾ガトリングガン: MFWSに一基搭載している。 小型であるためヘキサギアの破壊は難しいが、誘導ミサイルの迎撃や敵機への牽制、ガバナーへの攻撃等に用いることができる。 ニードルガン: こちらもMFWSに一基搭載している。 直径12センチメートル、長さ70センチメートルの貫徹針の発射装置で主に機動中の敵機へ投射し、衝撃により足を止めるために用いる。 針はタングステン製で重く電磁レールから超高速で射出されるために命中時の衝撃はかなり強い。 当たりどころによっては装甲ごとフレームを貫通するため、機能不全に陥ったところを他の武器で攻撃する。 ショートブレード: 両前足に装備したブレード。 こちらも碑晶質製で高熱を出力するように調整されている。 主に前足で蹴撃する際に攻撃方向に展開することで斬撃を可能にし、攻撃力の底上げを図っている。 ロングブレードが破壊された場合や機能不全に陥った際の補助的武器としての役割もある。 サブアーム: 機体最前面に二対装備した副腕。 グリップがある武器を使用可能で、状況に応じて他機体の装備を使用したり、他機体や物資の牽引など様々な用途に使用できる。 |
PARTS | ヘキサギア: レイブレード・インパルス バンディットホイール パラポーン・エクスパンダー スケアクロウ バルクアームα アーリーガバナー パラポーン・イグナイト ポーンA1 ブースターパック002 フレームアームズ: 榴雷・改 白虎 輝鎚 M.S.G: ツインブレードランス ソリッドラプター レイジングブースター フォールディングアーム コンバートキャリアー エクスアーマーA エクシードバインダー プロペラントタンク〈丸〉 プレイングベースA アサルトライフル サムライマスターソード デカール: ハイキューパーツ コーションデカールレッド&グレー ハイキューパーツ コーションデカールホワイト |
機体解説
本機はVFが製造した四足歩行型第3世代ヘキサギアである。
戦場においてガバナーを喪い停止状態だったロードインパルスをVFが発見、鹵獲。
その後MSGの研究機関に移送され、同機はインパルス系機体の解析、研究のため一時解体され、その後インパルス系への対抗機体の開発ベースとして再組立、改修が行われた。
改修はレイブレード・インパルスの格闘戦能力に対抗しうる性能強化を主目に置いており、内部部品を高品質、高出力の人工筋肉に換装し、また一部は戦場に残されたレイブレード・インパルスの部品等を回収、流用しVFの最新技術も投入した。
防御力については、特に機体前面へ追加の装甲化が行われているが、全体的な機体重量は増加している。
特にセンサー等へのダメージを軽減するため、頭部全体を装甲で覆っている。
こうした一部装甲の強化は機体の全体的な重量バランスを崩し、それに伴う機動時の安定性の低下を招いた。
それを補うための高出力の人工筋肉や、各部に装備したブースターと、エアブレーキを兼ねたバランサーによって高い瞬発性を実現、レイブレード・インパルスに匹敵する高い機動性を獲得したが、ゾアテックスモード時の操縦挙動は更に悪化しており、本機を自在に操るにはベテランのガバナーでも適応に相応の時間が必要になる。
なお共振励起機能は本機には未搭載、もしくは封印されており使用することができない。
交戦中の敵機が共振励起を発動した場合を想定してゾアテックス時の凶暴性が高められており、覆すことのできない機体性能の差を闘争本能でカバーする。
ビークルモード時は、タイヤを用いた移動ではなく、後足付け根と腹部、頭部後方に装備したブースターによる超低高度高速ホバー移動を行う。
これは戦闘時にタイヤが破損した場合のビークルモードでの走行性能低下への対策として試験的に導入された措置であるが、タイヤでの走行と比べた際の有用性についてはデータ収集中につき不明である。
ただし巡航速度は路面の状態が関係ない分特化しているが、出力が少なく高度は取れない。
本機のKARMA〈ウィルマ〉は、ベース機であるロードインパルスが鹵獲された際に登録されていた元のガバナーの情報を削除され、新たなガバナー、カウントに従属するよう再設定された。
なお本機の名称、「ソードブレイカー」とは最強の刃を備えるレイブレード・インパルスを駆逐するという意味合いを込めて命名されている。
当作戦(ミッション)は本機の初陣であり稼働データ検証も目的の一部になっている。
陸戦部隊の遊撃機として戦闘に参加する。
ガバナー:カウント
パラポーンであり数多くの戦闘経験を積んだ実力者
イグナイトをベースにした構成で高速演算を用いた戦闘行動、予測を得意にしている。
今まで多くの第三世代機を手なづけ戦場で活躍した実績から、ソードブレイカーの専属に任命されたが、ゾアテックスの獣性の高さ、凶暴性を抑え込むことは彼にしても容易ではなかった。
「主従関係をはっきりさせる」として開発機関の閉鎖区画で自らソードブレイカーと戦い、何度も刃を交えたことで信頼を勝ち得た。
(ただしカウントが一度でも勝利することはなく、彼いわく「何度も死にかけた」「ソードブレイカーの方が根負けした」とのこと)
鹵獲KARMA「ウィルマ」とは互いにけなし合いながらも現在は信頼関係を構築している。
カウント「お前の初陣だ。撃破数を稼ぐぞ」
ウィルマ「うるせぇ。俺は目についたやつを片っ端から食い殺すだけだ」
カウント「お前に口はあるのか?」
ウィルマ「最後にはお前を仕留めてやる」
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
ワールドオブヘキサギアを読んで第三世代機の魅力を知り、今回の作品を制作しました。
今回の作品には特にモチーフ等はありません。
ただレイブレードに対抗しうる機体ということを目指しました。
特に頭部はインパルス系の改造機とわかるようにミキシングしました。
装甲で覆われたインパルスの頭部は、無理やり捕らえられて所属陣営を変えられた、抵抗を封じられ口輪を付けられた猛獣という意味合いを込めました。
また頭部横のエアブレーキもお気に入りポイントです。
GOVERNOR DATA
- NAMEmorish
- SNS https://twitter.com/O15RXnhQL8nvfYW
- UPDATE2019/02/08