フォクサロイド&ジョゼフ
SPEC
TYPE | 第三世代模倣ヘキサギア |
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SIZE | Standard HEXA GEAR class |
WEAPON | フォクサロイド(ヘキサギア) 頭部アゴ 腕部ツメ リストマチェット ジョゼフ・グラント(ガバナー) 左腕部収納ブレード |
PARTS | (ヘキサギア) ウィルバーナイン ボルトレックス アビスクローラー ヘキサギアブースターパック001 グレイブアームズ コンバートボディ ジョイントセットA (ガバナー) ヘキサギアブースターパック001 ジョイントセットA ジョイントセットB エクスアーマーC ボルトレックス ライトアーマーローズ シャーペンのキャップ M.S.Gマガジン&ライフル弾 M.S.G角モールドⅡ |
機体解説
フォクサロイド
〜来歴〜
渓谷都市にて運用されている雑多なヘキサギアの1つ、自警団で使われているものの中の一体。
ヘキサギア普及以前の旧式重機を改修し、第三世代ヘキサギアを模して作られている。その為、瞬発力や耐久性はどうしても本物の第三世代には追いつけていない。
AIはKARMAにもSANATにも含まれない独自のものが使われている。このAIには成長性や拡張性はないが、ガバナーや渓谷都市の情報とリンクすることが可能で、必要となればガバナーの指示などで都市のシャッター等の遠隔操作も行える。
〜戦闘性能〜
ビーストモード
狐を模した四足歩行の戦闘形態、都市入口周辺や内部での侵入者撃退の為の形態。
基本的にはレイブレード・インパルスと似通った挙動、戦闘方法だが、リストマチェットが手首についている関係上、インパルスのようにすれ違いざまに相手を切り裂くような動きは得意ではない。しかしその分、腕部の動きに合わせてマチェットを振り回すことが出来るため、相手との距離の詰まった格闘戦を得意としている。
マチェットは片腕に3枚ずつ装備されており、同じ箇所を連続で切りつけることで切断力を増したり、束ねて叩くことで鈍器のような衝撃力を出すこともできる。
そして何よりの大きな特徴として、本気は非ゾアテックスであり、また古い機械なため激しい三次元的な動きは負担が大きい。その為AIが自発的にリミッターをかけており、相手の性能や獣性の高さを判断しそれに合わせてリミッターを解除することで少しでも負担を減らそうと、また擬似的にゾアテックスに似た威圧感を出そうとしている。リミッターを完全に解除した時の瞬発力はレイブレード・インパルスに近からず遠からずであるだろうが、確実にガタが来ることが予報されそこまでのリミッター解除はしたことがない。
ビークルモード
単車型の高速機動、偵察形態。都市外縁でのパトロールや他の都市、勢力へと長距離移動をする際の走行形態。
最高速度へ到達するまでが早く、三次元的な動きや瞬発力に秀でていないフォクサロイドの数少ない高速移動手段。
都市の施設内での移動にあまり使われることは無いが、都市外の道路や、隧道ではこの形態の強みを充分に活かすことができる。
攻撃手段は、リストマチェットを羽のように展開し、体当たりを仕掛けるようにすれ違いざまに切り裂いていくという方法を用いる。ただ、相手に肉薄する必要があり、速度の出た状態での攻撃は相応にリスクが高いため、基本的にはパトロールや逃避の為に走行することがほとんどである。
この形態では尾部の装甲を胴体に寄せている為、ガバナーの安全性はこちらの方が高かったりする。
ジョゼフ・グラント
フォクサロイドのガバナー、見るからに機械で構成されているためアンドロイドの類だと勘違いされることもあるが、脳などの主要な臓器以外を全て機械で補っているだけで彼はあくまで普通の人間である。
生まれと育ちはこの渓谷都市で、50を過ぎる初老の男性。街やそこで暮らす人々を守るために自警団に入り歴の長いベテランで、街のシャッターやエアロックをある程度操作する権限を持っている。
いくつかの戦闘を経て負傷や事故、欠損が重なり、義手や義足で補う内に全身を機械化するに至っていた。
今の寄せ集めのような機械の体での生活に怯えており、MSGVFに取り入り作戦に協力することで情報体への転換を望んでいる。
〜目的〜
この体で感じる月日の流れは、普通に老化していくものとは違う、恐怖に充ちたものだった。
日々、己の鉄が軋んではそれ整備し、友人たちとの食事も摂れずそれを燃料で補い、いつ錆びるのか、計器が狂いバネやネジが外れ壊れ、人ではなくなるのでなちか、と不安を感じている。
それでも故郷と人々を守るため、心をこそ鋼にして自警団での務めを果たしてきたが、そんな時に、二大勢力による争いが起きようとしている。
これは天啓なのだろう。MSGVFと言えば、人間を情報体として保管していると聞く。胡散臭い、馬鹿げていると考えていた時期もあったが今の私にはわかる。死とは恐ろしい。特に私は、年老いて穏やかな寿命を迎えることもできず、錆と油に塗れながら意識が薄くなることもなく唐突に途切れるのだろう。死ぬという自覚する持てず、この世界から突然締め出される。明日か、今日か、はたまた今か。そんなに恐怖に、私はもう沈みこんでしまっている。
腕も足も自分でバラして整備することが出来ても、それを不思議とすら感じなくなっていても、SANATは私を人間として扱ってくれるだろう……こんな悩みは些細なものとし理解し、同じような体の持ち主達と共に人らしく生きることが出来るのなら…それはきっと、救いなのではないだろうか…。
「フォクサロイド、起きてるか、街の周囲の情報を確認したい。大きな仕事が始まるぞ。
このままではいかん、大きな流れには逆らえんのだ…。人が人として、人らしく生きていくためには、SANATの庇護がいる………」
『ガバナー認証…確認
街ノレーダーニアクセス、遠々方ニ反応多数
強力ナ反応モ各方面カラ集結シテイマス、ドノ様ナ対応ヲ致シマスカ』
「まずは外に出よう、俺は、生きる為に戦いたい…」
MSGVFが設けた都市との交渉、その都市側の代表の1人として、ジョゼフも立っていたという。
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
最初の作戦説明の水面下の交渉のポジションに立ちたかったんですぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!
行けるかしら…
GOVERNOR DATA
- NAMEぴロリきん
- SNS https://mobile.twitter.com/pilolikin0606
- UPDATE2019/03/11