SPEC

機体解説

ガバナー
通称JD。レッケージからヘキサギアのジャンクパーツを収集し、
整備してから販売することで生計を立てているヘテロドックス。
人前では頭部の装備を外すことはなく、籠った声のため性別も年齢も不詳。
JDはJunk Dealerの意。
楽観的かつ適当な性格の上にお人好しであり、
利益よりも人の縁を大事にする性格のため生活は日々火の車。
それでもめげずに今日も拾ったジャンクを売り捌いている。
今回は住処への帰路が戦場になってしまったため、
せっかくだから土産の一つでも拾っていけないかなと思っている。
なお、自分が巻き込まれる可能性は一切考慮していない。

ヘキサギア
ジャンクスナッチャー
JDが廃品回収の際に搭乗しているヘキサギア。
マーケットで入手したバルクアームのコックピットに飛行型ヘキサギアの脚部を
歩行用兼回収用アームとして搭載している他、機体下部に車輪もついているため、
ある程度は走行も可能。
元々は4脚2腕で歩行するタイプだったが、JDの
「これ脚の方でも物もてたらいっぱい回収できんじゃん」という思い付きで
急遽機体下部に車輪を追加したという経緯がある。
なお、思い付きで何も考えずに追加したために重量バランスは劣悪で、
アームで保持したジャンクの重量で機体が傾くのは日常茶飯事であり、
本人の操作技術とKARMAのサポートでどうにか誤魔化している。
なお、車輪部分の連結自体は簡素なため、緊急時には外して走って逃げることも可能。

搭載KARMAはJDが回収したジャンクに搭載されていたもので、
スタンドアローン化していたため元の機体構成は不明である。
独自のネットワークによりアンダーグラウンドマーケットのパーツ相場を把握している他、適当なJDの代わりに廃品回収業の収支を管理しており、やや守銭奴気味。
JDからはスティンジー（ケチ）と呼ばれている。

「スティンジー、この先に墜ちてる機体…の横に倒れてる兵士、あいつ回収してくれ」
『パーツは要らないのですか？人助けはお金になりませんよ、JD』
「人の命は金じゃあ買えないからなぁ、恩は売っとくもんだぜ」
『マーケットの販売履歴には「恩」は無いようですが』
「それも金じゃ買えねーの！いいから拾えって！」
『タダ働きですね、了解しました』

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

こういうスタンスの人も居たら面白いかな、と思って考えました。
記録には残らなくても、誰かの心には残っているようなキャラクターを目指して。