SPEC

機体解説

　元はブロックバスターであったが、エアマニューバスラスターが壊れ飛べなくなった機体である。長年慣れ親しんだ機体を乗り換えるのを渋ったガバナーがあらゆる伝手を使い現在の姿になった。

　４つの足に独立したホイール（フレキシブル4WD）があり不整地でも問題なく走行が可能。
　ゾアテックスを発動させるとサソリを思わせる様な８本の足で滑るように動く。
前方の２本は鋏（鎚）になっていて大雑把であるが対象物を掴む、潰すといった動作が可能。しかし元がブロックバスターであるKARMAは鋏としては使用せず、もっぱら叩き潰したり（鎚）、狙撃時にガバナーを守る盾として用いる。
　鋏（鎚）の先には強力なライトが仕込んであり、格闘戦や不意打ちを受けたときに敵機体の光学センサーを眩ませる役割を持つ本機体の生命線である。
　スナイパーキャノンには大型弾倉を追加。さらにボルトレックス等の腰部にも使われているリアクターを2基追加、元より圧倒的であった弾速は5割増。射程、貫通力共に大幅に強化されている。ヘキサグラムの消費量は上がったが他にエネルギーを使う機構もないため今のところ困ったことにはなっていない。
　中足６本には爪先の裏側に機体安定用アンカーを装備。地面に打ち込むことでスナイパーキャノンの性能を最大限に発揮する。一応第３世代機であれば装甲をフレーム事貫くだけの貫通力はあるのでパイルバンカーとしても機能する、が、元がブロックバスターであるKARMAはあまり使わない。
ガバナーも想定していなかった使用法として、アンカーを打ち込む先を地面でなく壁にすることで壁面に張り付くこともできる。これにより本作戦では左右の壁を攀じ登り、高所より敵部隊の狙撃が可能となっている。


「と、思っていたが一つ問題が発生したぞ……」
「問題？どうしましたガバナー？」
「斜めになってるとな、シートからずり落ちそうなんだ」
「はぁ」


ガバナー：長年ブロックバスターを愛機としている。なので本機も殆どアビスクローラーのパーツで構成されているがガバナー的にはブロックバスターである。過去の戦闘で左手が義手。

KARMA：どれだけ自分を構成するパーツがブロックバスターからかけ離れようとガバナーが頑なに「お前はブロックバスターだ」と言い張るので、恐らくレイブレードインパルスに積み込まれても「わたしはぶろっくばすたー」と自己定義をするであろうある種行き切ったKARMA

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

アビスクローラーの脚を足していったらなぜかこの形に……
対空、対地狙撃はお任せだ！