SPEC

機体解説

『家族』の一員にして『家族』の象徴、『H.O.M.E.Z』最大の切り札でもあるウサギの獣性を宿した強襲用ヘキサギア、それが威凪刃 参式である。

本機は、リーダーのハーキュリー（以下ハーク）がリバディーアライアンスを出奔する際に持ち出したレイブレード・インパルスに補修と改造を繰り返して完成したヘキサギアである。
最大の特徴は、レイブレード・インパルスのグラビティコントローラー（以下Gコントローラー）と人口筋肉、エア・マニューバ・スラスターを集約した脚部機動ユニット
【グッドレッグ】であり、これを最大限に利用した”跳躍”機動戦法を得意とする。

この【グッドレッグ】は脚事体が独立したヘキサギアのような構造で、1ユニットに付きレイブレード・インパルス由来のGコントローラーが二つ、並列に搭載されている。
接地面側に計四基のGコントローラーの出力面を集約させる事により、瞬間的にベース機以上の人口斥力を発生させる。この際ユニット内の人工筋肉の伸縮と各部推進器を併用する事で、短距離間の連続ジャンプが可能であり、【グッドレッグ】と常にリンクしている搭載KALMA【ドロシー】による制御と「ゾアテックスモード」が組み合わせ、本機はやや大柄ながらウサギの如く”飛び跳ねながら”戦闘行動を行える。【グッドレッグ】の重力制御は当然攻撃にも転用でき、爪先部のアウトリガーを前方に出す事で蹴りの威力を上げる事も可能。携行火器でけん制しつつ”跳躍”を駆使して敵機の真上を取り、自重と重力を利用して押しつぶし、そのまま敵機を踏み台に次の目標に”跳躍”する、これが威凪刃の基本戦術である。
ちなみに、短距離かつ直接的な移動に限られるものの、”跳躍”を応用して地面すれすれを高速移動する事も可能であり、その際は【グッドレッグ】の膝部ホイールを設置して機体を安定させる。

さらに、共振励起を行う事で機体全体の出力を上げ、空戦ヘキサギアの作戦空域まで強引に跳び上がる”大跳躍戦法”を行うとされているが、共振励起に強く依存するため1～2回しか発動できず、加えて着地時のダメージ軽減のために頑丈なバルクアーム系パーツを使用した弊害で重量が増加、今回のように高低差がある戦場で岸壁等を利用しないと空戦ヘキサギアをまともに迎撃出来ない欠点がある。

なお、本機は常時ゾアテックスモードによる獣性を発現させており、通常はナックルウォークによる四足歩行を行うが、格闘戦や武装を装備した際は二足歩行を行う。

先の戦闘の後、H.O.M.E.Zは他の勢力と共にバラック集落の復興支援を行っており、その一環として難民の保護を求めて工業都市との交渉に来ていた、だがそこで、先の破壊の要因となったオールイン・ジ・アースとレイブレード・グライフの存在を確認する。さらに工業都市には、武力制圧を狙うVF部隊の影が迫っていた。ハーク達はバラック集落の二の舞いを防ぐために、『グライフのレイブレードを使わせない』事を目的に行動開始する。ハークはこの目的のためにVF航空部隊とも、そして場合によってはグライフにも直接戦闘を仕掛ける覚悟を決めた。

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

自分が考えたヘンテコ部隊所属の、とりわけヘンテコな機体。ミッションに投稿するべきが本当に悩みましたが、この世界にはこんなトンデモ野郎達が必ずいる、いてもいいんだと強く信じ、このミッションの投稿を決意しました。

・・・なんて偉そうな事書いておいて、一度バトルポイント配分をミスって思いっきりレギュレーション違反を犯した大馬鹿が自分です・・・
公式スタッフの皆様、ご迷惑おかけしてすみませんでした。