クリムゾン・クロー 装備変更型
SPEC
TYPE | 改修型第2世代ヘキサギア |
---|---|
SIZE | Standard HEXA GEAR class |
WEAPON | 左腕部 ·120mm砲 ·ガトリング砲 左肩 ·対空7連装ミサイル「ハルバード」 ·大型4連ガトリング砲 右腕部 ·対ヘキサギア用大型クロー「クリムゾン・クロー」 右肩 ·試作型長距離砲撃兵装「ハウザー」 ·誘導式6連装ミサイル 脚部 ·小型ミサイルポッド×2 胴部 ·近距離用バルカン砲×2 |
PARTS | ヘキサギア ·バルクアームα ·EXユニット001 ·ブースターパック001 MSG ·スパイラルクラッシャー ·ストロングライフル ·連装砲 ·マルチミサイル ·ロケットランチャー&リボルバーランチャー ·メカニカルアーム ·ミサイル&レドーム ·ムーバブルクローラー ·ブリッツガンナー フレームアームズ ·スティレット(ガトリングのみ) |
機体解説
クリムゾンクロー及びそのガバナー、レッドメアは先の『熱砂の暴君』と呼称される戦いにおいて最前線に立つことはなく、大きな戦果を上げたとは言い難い
しかしそれが幸いしたのか激戦区で戦っていた他のヘキサギアに比べ損傷は少なく、機体運用に支障が出るような損害は出ずに済んだ
『暴君』制圧後はその運搬を手伝った後、リバティーアライアンスの部隊と別れ待機させていた傭兵仲間の元に移動したのであった
待機させていた仲間は武器弾薬及び戦場で回収した戦利品を収納しているキャリアー
作業用に用意されたスケアクロウの改良機が二機
そして第三世代のヘキサギアが一機である
「お疲れ様っスメアさん。首尾の方はどうっスか?」
「ぼちぼちだな。損傷は少なく済んだが目立った戦果も少ない」
『修理費が少なく済んだだけでも良しとしましょう、ガバナー』
傭兵仲間の1人、ブラウンと会話しつつ彼の有するヘキサギアと連結させる作業に入る
彼のヘキサギアは物資やヘキサギアの運搬が出来るように改修がされており、無限軌道を有するクリムゾンクローであれば牽引して移動する事が可能なのである
「あ、頼まれてたやつの修理終わったんで積んであるっスよ。先に着けちまいます?」
「お、気が利くな。なら頼む。オレは弾薬の補充でもやっておく」
そうしたやり取りの後、彼らはそれぞれの作業に取り掛かった
──『熱砂の暴君』終了から数日後、彼らは近くにあるヘテロドックスの都市に移動していた
「どうっスかメアさん?今の所問題なさそうっスかー?」
ヘキサギアを駆りながらブラウンが問う
「あぁ、特に問題はない。そっちはどうだクィーン?」
『同じく。特に問題は確認出来ません、ガバナー』
レッドメア及びクリムゾンクローに搭載されたKARUM、クィーンがそう答える
彼らが言っているのは移動前にクリムゾンクローの脚部に取り付けたものである
以前無限軌道がつけられていた場所には現在より大型のものが装備され、問題なく稼働しているように見えた
これはバルクアームよりも以前──つまり第一世代のヘキサギアであるムーバブルクローラーの一部である
このヘキサギアは大型の無限軌道を有しており、今回その一部がクリムゾンクローの脚部に装備されたのである
「いやぁー、何とか修理出来たっスよ。手に入れた時はろくに動かなかったんでしたっけ?」
「あぁ。ジャンク品で安く手に入れたやつだからな…」
そんな会話をしていた時、通信を知らせる呼出音がコックピット内に響く
「ん?なんだ仕事の話か…?──コチラは傭兵レッドメア、仕事の依頼なら──」
「──都市周辺にリバティーとヴァリアントの部隊が展開してる?マジっスかそれ?」
「通信を聞く限りはな。どうやらあのデカブツをつれたリバティーの部隊を逃がす気はないらしい」
通信はこれから向かおうとしていた都市にいる傭兵仲間からであった
どうやら先の『暴君』を運搬していた部隊とそれを排除する為にやってきた部隊のようである
「目撃情報によればヴァリアントの連中、空と陸の両方から攻めるらしい。あのデカブツを連れたリバティーの連中じゃ応戦するしかないだろうが…まぁリバティーが不利だろうなどう考えても」
一方は『暴君』を連れた陸戦メインの部隊
救援要請はしているだろうが間に合うかは不明 もう一方はまともに動けないであろう部隊に対する航空部隊(攻撃対象から考えて恐らく空爆メイン)と陸戦部隊──どちらが有利かは一目瞭然であろう
「しかしまぁ…不利って事はつまり『人手が欲しい』ってワケだ」
「お、やる気っすかメアさん」
「まぁな。この状況なら多少高値でも応じてくれるだろうしな。──ブラウン、スマンが武装を追加するの手伝ってくれ」
「了解っス!」
ブラウンがそう答えたのを聞いた後、レッドメアは先のミッションであったリバティーの士官へ通信を入れる
「どうも、先日そちらの作戦に参加したパラポーンだが──人手が必要かな?」
機体解説
先のミッション時とは大きく違う点は脚部の無限軌道がより大型のものに変更された事
左肩に対空装備として大型の四連ガトリング砲が装備された事の二点である
他にも誘導式の六連装ミサイルを装備した事により、陸戦はもちろん対空戦闘においても説得力が向上した
基本的には大型ガトリング砲で弾幕を張り、敵機の動きが乱れた所にミサイルやハウザーの砲撃を撃ち込むというのがこの装備における戦術である
陸戦においては右腕のクリムゾンクローや左腕のガトリング砲や120mm砲などで対処が可能になっているが、やはり第三世代と比べれば機動性に劣るため後方からの砲撃がメインになると思われる
·ガバナー レッドメア
搭乗機体と同じく赤を基調とした装甲を纏ったガバナー 「レッド·メア」はいわゆる仕事上の名であり本名は不明
元々はヴァリアントフォースの兵士であり、身体の何割かは機械化されている(本人曰く、自分はまだ人間)
ヴァリアントフォースにいた頃はいわゆる汚れ仕事専門の部隊にいたが、そういった任務に嫌気がさし数名の隊員と共に離反 以降は離反時に「退職金替わり」として拝借したバルクアームを改修し傭兵家業を営んでいる(なお試作武器であるハウザーもこの時拝借した模様)
外見こそイグナイトのようだが、これは外見を似せただけであり元々はセンチネルである
外見を変えた理由は「全員センチネルだと誰が誰だか分からないから」だとか(なお同じ理由で彼の仲間のセンチネルは何処かしら外見を変えている)
主にリバティーアライアンスや民間人からの依頼で生計を立てており、基本的に「人間」は極力殺さない主義である(全身機械化したパラポーンは人間に含まれない模様 彼曰く「身体失っても復活出来る奴の何処が人間だ」とのこと)
今回の作戦を知りリバティー側に参加 前回以上の戦果を上げる為機体の調整を行った
·KARUM 『クィーン』
クリムゾンクローに搭載されたKARUMの名称 音声が女性だったためかクィーンと呼ばれるようになる
口数は少なく事務的な印象を受けるがガバナーであるレッドメアの事は信頼している
なおレッドメア曰く名前の由来は不思議の国のアリスに登場する「赤の女王」との事
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
前回のミッションから数日後ということで変更点は武装の追加と無限軌道の変更のみという形にしました
あとリアルで時間も取れずあまり凝ったものが作れなかったという事情もありますが…(汗)
あ、あと前回顔見せのみで戦闘シーンで登場しなかったのでその辺を想像した結果このような形になりました 描写がないって事はどれくらい損傷したかもこちら次第って事ですね!(マテ
GOVERNOR DATA
- NAME龍丸#2000
- SNS https://mobile.twitter.com/tatumaru_2000
- UPDATE2019/04/05