バルク・リボーン
SPEC
TYPE | 地上運用式2.5世代人型 |
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SIZE | Standard HEXA GEAR class |
WEAPON | ・携行型120mmハンドキャノン×1 本機の主兵装。バルクアームaで主兵装となっていった120mm砲と弾種を共有した上で、取り回しに難があったそれを再設計、改良した装備。弾薬の調達が容易という元の利点をそのままに、小型軽量化させており、運動性能の向上を目的とした本機と相性が良い。 ・腕部刺突杭×2 腕部に内蔵されている隠し剣。切味より強度を重視して開発されており、斬撃ではなく刺突を重視した装備となっている。 第二世代に対してはコックピット周辺の装甲材を貫いてガバナーに対する直接攻撃、第三世代に対しては零距離近接戦で用いられる。 ・ブラストリーコン×2 第一頭部の後方左右に装備される高機能誘導兵器。自律飛行する小型飛翔体が標的を追尾し、近接ないし接触によって起爆する一種の自爆ドローンである。 アビスクローラーからの流用品ではあるが、小型化と威力増加、速度高速化が図られており、より一層誘導兵器としての側面が強化されている。 |
PARTS | MW-18 フリースタイル・バズーカ×1 MW-26 ダイナミックチェーンソー×1 ヘヴィウェポンユニット02 スパイラルクラッシャー×1 ヘキサギア アビスクローラー×1 ヘキサギア レイブレード・インパルス(「ア」ランナーのみ)×1 アーリーガバナーVol.1×1 |
機体解説
バルク・リボーン
概要
第三世代型ヘキサギアの登場以前、ゾアテックスが兵器の優劣を左右するその更に前、戦場にてその猛威を振るった「バルク・アーム」。
人を象った彼らは時にガバナーを護る鎧として、時に頼もしい相棒として、常に兵士達の側にあった。
だが、一撃離脱を常とし、獣性を授かった第三世代型の登場により、主力兵器としての彼らの役目は、一端の区切りを迎える事になる。
バルク・リボーンは白堊理研とマクスウェルギアーズ、BMIグラムサイトの三社が、「第二世代型ヘキサギア、バルクアームの再構成」を目指して建造した試作機体である。
機体開発に際しては、第三世代ヘキサギアの開発や強化人間研究で得られたデータが随所にフィードバックされており、実質2.5世代ヘキサギアとも呼べる機体である。
同機体のフレーム構成はロードインパルスやアビスクローラーのものといった、一般にリバティーアライアンス内で流通しているパーツが大半を占める。
これには「開発に際して当初想定されていた額の予算が確保できず、新規フレームを建造するだけの余裕が捻出出来なかった」
「秘密保持、鹵獲時の分析防止の為に機密性の低いパーツを用いた」等の理由がある。
その為、バルクシリーズの名を冠していながらも、同機はそれらの機体群と、外見上の共通性は見受けられない。
同機の開発に際しては、「機体運動性の強化」「操作反応速度の向上」が重視された。
「機体運動性の強化」では、第三世代で培われた技術体系が随所に見受けられる。瞬発性、強靭性に優れ、高所からの着地にも耐えうる逆関節脚はその代表的な例ともいえる。
また、同機ではバルクシリーズで特徴的だった分厚い装甲は備えられていない。これは機体面積を狭くすることで被弾率を下げつつ機体の俊敏性を高める為に、
軽量化を目指した結果である。
これらの技術投入はあくまでも第三世代からのフィードバックであり、技術的問題性はさほど高くなかった。
問題だったのは「操作反応速度の上昇」である。この問題に対する回答として、第三世代型ヘキサギアではKARMAとゾアテックスを導入することにより実現した「人機一体」が一般的に知られている。
しかし、ゾアテックスが導入できない人型ヘキサギアではこの方法を取ることが出来ない。その為同機では、エクスアーマータイプ「白麟角」などに用いられた、拡張義肢操作技術が用いられている。つまり具体的に言えば、本機を「人間の手足の延長線上として置く」というものである。本機に搭乗したガバナーは、まず脊椎部ヘキサグラムコネクタにより、機体に接続される。この直後、ガバナーは自身の人体操作権を失い、精神意識は同機に移動する。
脳から送られた操作信号はそのまま機体側に伝達、これにより、操作からフィードバックにまでの操作ラグがほぼゼロまで減少し、同機をまるで自分の躰のように操作することが可能になる。
当然これにはいくつかの問題が発生する、まず一つに、機体から送られるデータの膨大さだ。同機が収集している視覚、聴覚センサーのデータ量は人間のそれとは比較にならない。当然それらは、一旦機体側でセーブされ、ある程度のフィルタリングを掛けた上でガバナーに伝達されるのだが、それでもガバナーに伝わる情報量は想像を絶する。
もう一点、ガバナーと機体側の操作感覚の相違である。如何に人型を象っていようとも、手足のパーツの位置関係、可動範囲等、先述の逆関節脚等、実際の身体構造とは様々な相違点が存在する。追加義手による多方面へのマルチアタックを目指した白麟角がそうである様に、手足を増築したところで自在に操るには特殊な措置(脊椎部への神経伝達コネクタの増築、それに対する免疫寛容化)と訓練が必須となる。
以上の理由より、技術的にも量産が困難でありガバナーにも相応の資質が要求される本機は、現状先行試作型の一機のみが存在している状況である。
実地試験に関しては細心の注意が払われた上で、白堊理研の試作兵器実地運用試験部隊「rat force008」により行われていたが、データ収集作業中に件の「オールインジアース戦」が勃発。「オールインジアース戦」後MSG襲撃部隊の進行ルート上に試験地帯が位置したことが災いし、やむなく戦線に投入されることとなる。
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
アビスクローラーのパーツが結構使い勝手がよかったので、「このキットで人型ヘキサギアが作れないか」と思ったのが始まり。
体系的には、予算的に買えなかった(泣)「バルクアーム」を参考にして制作。そのままパクっても面白くないので、アビスクローラーの脚を生かして逆間接にしたりという感じで作りました。
結果参考元より機動力高そうなのが出来たので満足です。
パーツ数さえ足りていれば基本的に何でも作れるので、こういう遊び方も面白いかなあと。
GOVERNOR DATA
- NAMEkarasu38
- SNS
- UPDATE2019/04/05