SPEC

機体解説

第三世代の二足歩行ヘキサギア。非実体型防衛システムの拡張性を探るために開発された技術実証機であるが、ボルトレックスの強化モデル試作機という趣旨も盛り込まれている。そのためアグニレイジと共通する部分が機体の随所に見受けられるが、実際の戦力としてはアグニレイジに遠く及ばない。

下半身のフレームは一部を除けばボルトレックスと共通だが、上半身に関してはフレームから一新され複雑なアセンブリがなされている。恐らくは高い獣性の獲得を目的としたものだが、その他にも複座型シートの採用などバージョンアップも見られる。また、シールド発生に消費するエネルギーを補う為にアグニレイジと共通規格のヘキサグラムストレージを装備しており、結果としてビークルモードのオミットに至った。
そして頭部に装備された特殊兵装「プラズマ集束装置」は、背部のプラズマディスチャージャーと連動し防護フィールドを機体正面に集束させることで並外れた防御力を持つシールドを発生させる。
ただし正面以外の防衛能力は大きく低下するので、運用する際には注意が必要である。



搭載KARMA／識別コード〔ルゴシ〕
第三世代ヘキサギアにとってKARMAはその魂とも言える。つまりヘキサギアの開発や実験にもKARMAが必要とされるのだ。
このKARMAはVFに鹵獲されて以来、様々な試作機や技術実証機に転用されて来た。度重なる実験を経て何度も積み替えられていく内にコミュニケーションプログラムに異常をきたしてしまったらしく、その抑揚のない音声と無機質な口調は他のKARMAに比べかなり異質である。それでもヘキサギア制御における機能は正常であるため、未だ実験機に使用され続けている。



搭乗ガバナー 〔ヴィクター〕
技術者としてヘキサギアの開発に携わる一方で、戦闘ヘキサギアに対する好奇心と探求心の果てに戦場へと赴く。彼が跨がるのは専ら(自らが開発に携わった)実験機であるため部品レベルで特性を熟知しており高い性能を引き出すことが出来るが、あくまでも技術実証の一環ということで戦闘のみに従事するわけではない。
第三世代への搭乗に特化し情報処理能力に長けたイグナイト装備を与えられるが、彼自身 格闘に積極的では無いためスタニングランス、アタックバックラー、マウントアーム及び肩特殊装甲を廃した軽装タイプとなっている。
「ルゴシ」との付き合いは長い。

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

特殊技能系のを作って見たかったのでシールドタイプを作りました。ボルトレックスの複眼を用いてボルトレックスでない頭を作るのにかなり苦戦しました。