スロースターター
SPEC
TYPE | 近接強襲・一撃離脱型 |
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SIZE | Standard HEXA GEAR class |
WEAPON | ・試製三式破城槌 無名 極めて近く、限りなく遠い世界から流れ着いた遺物。『重くて速い物で殴ったら痛い』という、物理学の教本の様なスタイルを地で征く近接兵装。 本来この兵装を装備していた機体は、そのあまりの重量ゆえに持ち上げる事が出来ず、同時に股関節のフレームも破壊し尽くしたといういわくつき。 それ故に様々な兵装を詰め込んだ『ジャンクボックス』にて死蔵されていたが、今回のミッションに向けてとある男が引っ張り出し、規格等は一切無視して装備された。 当バルクアームにはまともな推進ユニット等は装備されていない為、本来ならば一撃離脱は困難である。そこで使用者は本兵装のブースターを推進ユニット代わりに使用するという、少々頭のネジが外れているとしか思えない運用方法を発案した。 バルクアーム側から刀身本体に定格以上のエネルギーを常時送り続け、半ば武器に引きずられる様にして対象に接近し攻撃。その勢いそのままに離脱する。この一連の流れは「道具に使われている様だ」と揶揄されている。 なお、ただでさえ規格外の兵装を使用していることに加え、インパクトの際には機体フレームに尋常ではない負荷が掛かる。その為基本的に機体のコンソールは常にレッドアラート鳴りっぱなしの状態である。 |
PARTS | ・バルクアームα 密林戦仕様 ・四八式二型 輝槌・乙 RE |
機体解説
その男は人型兵器が好きであった。幼い頃からそうだった。戦場の主流が鋼鉄の獣にとって代わられようとも、男は頑なに人型兵器に拘った。
だが、念願の人型兵器に巡り合うチャンスを得た時、男は躊躇してしまった。彼には彼自身が長い年月を経て積み重ねてきた幾多の『積み』が有り、それらを贖罪しなければならなかったのだ。
そうして気が付いた時には市場の流通は暗部ブローカー『テンヴァイヤー』に掌握されており、調達は困難なものとなってしまっていた。
だが、それから幾年月、遂に謎のディーラー集団『コトブキヤ』はバルクアームα、その仕様変更型を世に放ったのだ。
この機会を逃す男ではない。機体のコンセプトならば、幼い時より考えていた無数の夢想劇を参考にすれば良い。バランス? 知ったことか。武器はジャンクから見繕おう…。
かくして男は念願の自分の愛機を造り上げ、その勢いそのままにミッションへの参加を決めたのだった。確かに、他と比べて出遅れたかもしれない。技術も拙いかもしれない。
それでも今、男はスタートを切ったのだった。
「人型兵器で重要な事はなにかって? 1に火力に2に火力、34火力に5が見た目さ」
機体の紹介に用いられている画像は男が機体を組む際に作成したモックアップ、すなわち精巧な模型であり、実機ではない事を付け加えておく。
BATTLE POINT
Mobility
機動力・運動性能
73
Offensive Power
火力・有効射程性能
78
Defense Capacity
装甲・耐久性能
38
Battle Endurance
継続戦闘能力
15
Search Capabilities
索敵性能
30
Special Abilities
特殊技能
9
TOTAL
総合ポイント
243
作品応募動機・コメント
みんなも 積みは作らないように 生きようね!
GOVERNOR DATA
- NAMEMt.マグネット
- SNS
- UPDATE2019/04/11