製品説明

Combat preparation complete. Start your engines.

機体解説

2.5世代ヘキサギア「ヴェローチェ」の登場により復権した旧時代の戦術的概念「防空戦」は、当のリバティー・アライアンス内においても未だ試行錯誤の段階にある。その実戦研究を目的としてヴェローチェのみで編成された特務部隊「ローザ・ディ・ヴェンティ」にあって第三位にあたるレヴァンテ（東風）の名を冠する本機は、ヴェローチェの運用に際して本来であれば禁じ手とされる「滑空降下中におけるヒューマノイドモード運用及び格闘戦」に主眼を置いた改装が施されている。
外観上のヴェローチェとの差異としては、頭部が動翼を備えたものに変更され胸部にも小翼が設置されている点が挙げられる。また赤色の装甲は特殊耐衝撃コーティング処理を施した結果として発色したものであり、低視認性よりも耐弾性を優先した白兵戦向きの仕様となっている。従来のプラズマアサルトライフル2挺に加えて二振りの近接格闘用兵装を携えている点も大きな特徴となっており、近接戦闘用の武器であると同時にフレキシブルな動翼として空中機動における空力制御にも活用されている。これらは全て本来であれば不適とされているヒューマノイドモードでの空中格闘戦を前提とした帰結であり、追加装備で増した重量を大出力型エアマニューバスラスターの出力調整で対応した代償として、連続戦闘稼働時間と最大上昇高度を犠牲としている。
結果として専属ガバナーの特異な戦闘スタイルにのみ特化した事実上のオーダーメイドに近い構成となった本機を十全に扱える者は極めて少ないだろう。

蒼穹に在ってなお鮮やかに映える“赤”。
そして刀剣に重きを置いた緩急自在の戦闘スタイルは、多くの者にあるヘキサギアを想起させた。
“レッドアラート“
かつてレイティングゲームのフィールドを吹き抜けた、かの銘。
陸に、空に、常に先陣を切り苛烈な剣戟を以て敵を打ち倒していく赤き東風の姿は、その証左として充分なものであった。

「これだけ目立ってやってるんだ。そろそろ顔を見せて欲しいもんだが、さて……」

商品仕様

• 頭頂高240mm（ブレードアンテナ含む）の機体には、変形のための多くの可動箇所が設定されており全身110カ所が可動します。
• メインとなる人型形態から、陸上での高速移動に適したビークルモード、上空からの脅威に対する迎撃のためのインターセプターモードへのシステムコンバートが可能です。
• 新規武装パーツとなる「超大型特殊戦術双剣」は刀身部をスライドさせ全長を調整できる他、二本を合体させ双刃剣にする事が可能です。またマウントパーツを用いる事でヒューマノイドモード以外でも機体に懸架可能です。
• コックピットハッチを開閉しガバナー（別売り）を搭乗させる事が可能です。シートにはガバナーを接続する為の3mmジョイントが設置されており、基部をスライドさせる事で各種ガバナーに対応します。
  ※一部対応しないガバナーもございます。
• 変形時の形態サポートパーツが付属し、使用する事で各形態をよりしっかりと保持して展示する事が可能です。
• 人型時、変形時それぞれに対応した2か所のフライングベース接続用5mmジョイントを持ち、各形態での展示に対応しています。
• 関節部を新構造とする事で大きく可動するようになった手首ユニットは「握り」「平手」「銃持ち手」の3種を左右分付属します。
• 付属のライフルはグリップ部分を回転させる事で様々なポーズでの把持が可能です。またレシーバー部分に二ヶ所備えたヘキサグラムジョイントを介して機体各所に設置することができます。
• 爪先部分に格納されたリトラクタブル・ヘッドライトはビークルモード時に展開することができます。
• 機体後部のテールライトはクリア―オレンジとクリアーレッドで色分けされています。
• 全身のヘキサグラムシステムにより、発売中のヘキサギアと自由に組み合わせて様々なシルエットのメカを構築することが可能です。

付属品

• 本体×1
• 超大型特殊戦術双剣「薫風・烈風」×1
• プラズマアサルトライフル×2
• 手首パーツ3種　各左右分
• 大腿部オプションジョイント×2
• ビークルモード保持パーツ×1セット
• インターセプトモード保持パーツ×1セット
• 戦術双剣マウントパーツ×2
• アーカイブカード×1

※画像はCGによるイメージです。実際の商品とは多少異なる場合がございます。