SPEC

機体解説

ヘテロドックスに属するとある武装集団が運用する二足歩行型ヘキサギア。

本機最大の特徴とされるのが腕部のユニット、サージショック・ドライバーである。
高出力の指向性電磁パルスを発生させ機器の電子回路を破壊する電子攻撃兵器の一種であり、対ヘキサギア戦闘ではセンサー類や制御系などを損傷させることによって対象機体を機能不全に陥らせるほか、汎用火器での撃墜が難しいスニークサイトのような小型偵察機の排除にも威力を発揮する。
但し、電磁パルスの投射範囲内においては防護措置の施されていないあらゆる機体へと無差別に被害を齎すため、敵味方が混在する場での使用時には細心の注意を要する。

同じく腕部に装備された小型無弾体衝撃波砲、EGショック・ブロウと格闘用強化マニピュレーターの採用によってある程度の近接戦闘能力も備えるが、これらの装備は装甲防御力に優れた対象とは相性が悪く、有効な損害を与えるためには関節部などの非装甲箇所から機体フレームを的確に狙う必要がある。

二足歩行型ヘキサギアとしては珍しい電子攻撃を重視した特性を持つ一方で、比較的小規模のヘテロドックスに過ぎない集団がこのような機体を保有するに至った経緯については不明な点も多い。
ともあれ特異な標準装備に加え、限定的とはいえ機体に使用されている高性能の人工筋肉から少なくとも運用者の独自開発ではなく、相応の技術力を有する企業の協力を得て本機の設計・開発がなされたことはほぼ確実と推測されている。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

ウィアード・テイルズのパーツをどう活かせばいいのか悩んでいたところジィダオEA仕様と組み合わせたらいい感じになるのではという天啓を得て作った二足歩行機体です。
全体的に重くなりすぎたせいで脚部の関節保持力が若干心許ないのが難点。