SPEC

機体解説

ブレイズボアは歩兵からの絶大な信頼を得るに至ったが、機動力が低く、展開力に難があった。搭乗者、作戦指揮者からの要望として、「ブレイズボアの装甲を保ったまま、ウッドペッカーと同等の機動力を確保できないか」という難題が何処かから持ち上がったのだ。

この難題に対し、一つの解が検討された。
バルクアームαを飛ばすという狂気の発想をブレイズボアに転用できないか。
その解を検証するために開発されたのがこのグライドボアである。

オプションウィング、ジェットを組付け、短時間ながら飛翔・滑空を可能とし、
足をダッシュローラーユニットに組み換え、陸上において高速走行も可能。
高い機動性と装甲を保ちつつ、バイナリーハウルを携行し、高い火力も保持。
これにより、力技ながらウッドペッカー、ブレイズボアの特徴をまとめることはできると証明された。

しかし、狂気は高い量産性というもうひとつの謳い文句を全く無視したもの。
グライドボアは、破損したブレイズボアの無事な部位を組み合わせ改修するという形で戦場に出されたたために、リサイクル・アーマーなどと揶揄された。

工程や外聞はどうあれ、その性能に偽りはない。
グライドボアは新たな"騎兵隊"の一員として、活躍している。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

ブレイズボアにウッドペッカーの利点を組み込めないか？と考え作ってみた次第です。