SPEC

機体解説

ヘドロテックス組織、「s.w.o.r.d」が保有している、人型ヘキサギア。
独自のBMI技術「マインドダイブ」機能を搭載したインテグラルフレームタイプの一機であり、バルクアーム級のサイズでありながら、ブイトールの忘我廻廊同様、ガバナーが自らの四肢として操作できる機体となっている。

本機は以前も目撃情報が確認されているが、その後何度かの改修が施されており、頭部のバイザーユニット追加や背面の翼状ユニットが大型化しているなど、幾つかの変更が見て取れる。
その外見と、後述する碑晶質から放たれた青色の粒子から、戦場で本機を見たものは「天使」を連想させると述べている。

最大の特徴として、全身に「s.w.o.r.d」特製の特殊碑晶質「ルナマテリアル」を搭載していることが挙げられる。
これはミルフィーユ状の多層構造で構築された碑晶質に、各層ごとに電子刻印を行うことで、複数の効果を同時発現出来るようにしたものである。
本機の場合は「電子攻撃能力、ヘキサグラムの出力増加、重力制御」の三つを同時発現させられるようになっている。

特に電子制御に関しては、対象の制御システムを、機体から精製した光ナノマシンで物理的に破壊、再構成して隷属化出来るシステムを搭載しており、範囲と数は限られるものの、本来「上書き」が困難なkarmaへのハッキングも可能となっている。

搭載武装も、前述の出力強化に伴い強力な物が搭載されており、荷電粒子砲兼大型粒子刃発生装置となる剣状の武装を二振り備える。
さらに前述した翼状ユニットは大出力グラビティコントローラーを内蔵しており、錐状のフィールドを生成して摩擦抵抗を無くすことによる亜音速での飛行、「ルナ・バスターブレイド」の運用を始めとする機体の動作補助、果てには重力操作による対象の圧壊すら可能にする。


また、改修前の機体には無かった機能として、機体粒子生成量リミッターの解除、それに伴う武装の高出力化が挙げられる。
この状態で、粒子を大量放出した大剣から放たれる一撃は、半径1km圏内の物体の尽くを、防御兵装すら無視して薙ぎ払い消滅させ、その一帯に重大な粒子汚染を引き起こす。
反面、攻撃後は2分間のリチャージを有するため、その間武装の殆どが使用できなくなるデメリットも有する。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

前回作成した「如月・天」の改修版です。
浮遊させていた翼上ユニットを機体に直付けして大型化、装甲の見直しも行いました。

本来は注文していた「オービットサークル」も内蔵する予定だったのですが、今回は間に合わず…。次回7周年時に組み込めるように頑張ります。
(基本コトブキヤ様から白と青のクリアパーツが出た段階で強化が入るので、今後もアップデートする予定です。)

後余談ですが、前回投稿した「紅嵐(beni arashi)」君には、メインカットで犠牲になっていただきました。
南無。