SPEC

機体解説

The advent of myth.

▼ヴエルゲルム
突如として各地で観測され始めた正体不明機。
出現は神出鬼没であり予測不可能。
なんらかの機構によって高い飛行能力を有しおり、その軌道には機体本体の発する緑色の燐光が常に伴い幻想的ですらあるという。

過去交戦があったと思われる記録から、″強化兵士の所属する部隊″もしくは白堊理研に関係する何か(あるいは″誰か″)を探しているのではないかと推測されている。
その他、複数確認される使用武装はそのどれもが何も無い中空から取り出されそのどれもが特異な性質を保有している、またそれが発する識別信号は″ガバナー″である等、口伝は真偽が入り混じり様々で枚挙に遑がない。
その荒唐無稽さからLA・VFの両軍共公的なデータには記録されていない都市伝説めいた存在である。

▼″スヴォール″
未知のマテリアルで構成された武装。
何らかの生物の骨格のようにも見て取れる。
その刃は振るった軌跡すらも凝結させる程の凍てつく冷気を纏い、極稀に寒冷地域外で観測される突発的かつ不自然に巻き起こる雪嵐はこれが振るわれたことに起因するともいわれる。

▼″グンスラー″
蜃気楼で形取られた武装。
その刃は肉眼では両刃の剣身に視えるものの、計器上では温度計測不能の熱気の集合体と認識される。
その超高々熱を帯びた剣身は触れたものを瞬時に融解し、地に突き立れば地面一帯を″噴火″させる事も可能だという。

▼モード：″エイクスエニル″
損傷あるいは何らかの要因により内部構造が露出した姿。
どこか捉えどころがなく唐突に戦闘に消極的な姿勢を見せることもあるという姿から一転し、明確な意志を持って敵対反応を無差別に蹂躙する。
この状態での交戦を生き残ったとされる兵士から「人語を発した」との証言も残されているが、それが真実だとしてこの正体不明の″ガバナー″と意思疎通が図れるかは甚だ疑問である。


『そうだ……世界も、⬛︎⬛︎⬛︎も俺が必ず————』
——交戦記録No.6048、発信元不明の音声データより

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

バンプアップエクスパンダーをベースにジーク・スプリンガー等々々を組み込んでドラゴン化しました。
バンパン様ベースなのでガバナーということでここはひとつ。
創彩少女、エヴォロイドがフリービルドレギュレーション外だった時期に制作しておりましたので、レギュレーション入り記念とするには遅い気もしますが改めて塗装も追加しての投稿となります。
ヘキサギアはキャンパス、何だってつくれる。