SPEC

機体解説

人里離れた山奥で一人暮らしをしているとある女子高生が街中の学校に通学するために使用している乗り物。運転している本人は燃料なしでも動くところを重宝しているが機体の来歴については興味が無い模様(曰く「ある日裏山に転がっていた」とのこと)。メンテナンスも一緒に拾ったマニュアルに書かれていた簡単なものしか行っていないが不思議とノートラブルで動き続けている(壊したと思っても一晩たったら元通りになっていた)。名前については、マニュアルに記載されていたバルクアーム、スケアクロウ、マルチポッドの3つの呼び名のうち機体の雰囲気になんとなく合っていたバルクアームをさらに短縮してバルクと呼んでいる。
腕部に装備されたチェーンソーは任意に展開と収納が出来、燃料の切り出しや通学路(踏み固められた一本道ではあるが傾斜がきつくおよそ人が歩くのには向いていない)の枝払い、生活スペースの造成などで頻繁に活用されている。運転席のカバーは収納できるため好天時はオープンした状態で使用されている。
持ち主があまり話題になることを好んでいないため直接学校まで乗り付けるようなことはしておらず、山の麓まで降りた後は路線バスを使用して通学している。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

なぜ作ったか：
ちょうどいい乗り物が欲しかったこととマルチポッドが使いづらいと知り合いがこぼしていたことの2つの理由で自分なりにいじってみました。

組み立てる上で気にしたこと：
1.出来るだけコンパクトなコクピットにすること
2.視界の良さそうなコクピットにすること
3.腕を長くすること
4.下半身を低くすること
5.チェーンソーをスムーズに展開できること
6.乗り降りしやすい機構をつけること

その他：
股関節にスケアクロウを丸ごと流用して伸縮できるようにしているので乗り心地はいいです(多分)。
持ち主はこの機体を拾う前はもっと山の麓で生活していたようです。