SPEC

機体解説

ヘテロドッグスの傭兵が愛機とするバルクアーム・グランツ。
本体は安定性を重視し大幅な改修は施されておらず、純正もしくはレプリカパーツで構成されている。

最大の特徴は両肩部に搭載されたASSで、敵のセンサーへ直接欺瞞情報を投射することにより制御AIへ”目眩まし”をかけることができる。最大稼働時間は約三分と短いが、この時間内ならば第3世代ヘキサギアとも互角に渡り合える。この欺瞞情報をリアルタイムで作成、送信するためには搭載KARMAの演算性能のほとんどを使わなければならず、その間は機体のコントロールはすべてガバナー自身が行わなければならない。

主武装はボルテックス・ロータスと呼ばれる大型ハンマーで、これはヘキサギア用岩盤掘削機を流用した近接戦闘用装備である。大質量による打撃に加え、ミキサードリルを高速回転させることにより敵装甲を粉砕する。
取り回しに難があるものの、使いこなせれば一撃必殺の武器となる。

120mm試製榴弾砲は、バルクアーム・グランツ用にマクスウェルギアーズ社により用意された新型マニュピレーターによる操作を前提とした火器の一つ。
本体下部にスタビライザーを備え、射撃体勢を安定させる。

脚部に接続されたフォールディング・ウェポンマウント・アームは簡易マニュピレータとしての機能も持ち、本機では主にサブマシンガンを保持し、近・中距離の牽制、対人迎撃に用いられる。
また、サブマシンガンは広く普及した第2世代ヘキサギア用の火器をベースに新型マニュピレータ用のマニュアル操作システムを追加されており、本機の両手での運用も可能である。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

ワンフェスで原型が発表された時から気に入っていたキットで、やっと完成させることができました。
塗装はハイキューパーツさんのスプリンター迷彩用マスキングシールを使用し、傭兵らしく自己主張の強いものを目指しました。