SPEC

機体解説

MSGヴァリアントフォースの圧倒的な物量をもってしても、苛烈を極める最前線において最新鋭気体の供給は十分でなかった。特に第三世代ヘキサギア「ボルトレックス」の脚部フレームは高コストであるため、破損した脚部の修復に期間を要すのは、常に状況が変容する戦場ではリスクでしかなかった。
またMSGで偵察任務に多用されるモーター・パニッシャーの回転翼の故障が砂漠地帯に展開する部隊で相次いでいた。原因は摺動部に砂塵が入り込んだことと思われる。
足のないボルトレックス、飛べないモーター・パニッシャー
お荷物でしかないこれらのヘキサギアを組み合わせることは、戦場でならだれもが思いつくことであろう。
メインフレームをボルトレックス、頭部にモーター・パニッシャーのバイティングシザースを組み合わせ、急造の偵察機とした。
万一、敵を発見してもそのまま突撃すれば、大半の敵は吹き飛んでしまう。
ガバナーはそんな幻想を抱いていた。

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

MASTER BOOT RECORD 破壊篇でやられ役のボルトレックスを何とか活躍させたいと思って応募してみました。
インストの設定を読みながらこのヘキサギア「バイトライダー」の設定を考えてみましたが、楽しみながら考えることができました。
ボルトレックスのミリタリーカラーとモーター・パニッシャーのカラーリングがあっているので、見た目的にはまとまりが出たかなと思います。