フィーンド・アリエス
SPEC
TYPE | 強襲制圧型パラポーン拡張ユニット |
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WEAPON | ・パワープラウ・スナイパーキャノン複合兵装「クリュプス」(強襲形態時) ・四連装プラズマキャノン×2(ビーグルモード時) ・マルチロックミサイル |
PARTS | デモリッション・ブルート モーター・パニッシャー ブロックバスター M.S.Gオーバードマニピュレーター パラポーン・イグナイト |
機体解説
結晶炉を巡る戦いにおいて一度だけ目撃された異形のヘキサギア。
一見するとヒト型のようであり、機体の中央部にガバナーの搭乗が確認されたことからバルクアーム級の第二世代機と思われた。しかし遭遇したアライアンスの兵士たちは拭いきれない違和感を覚える。
やがて、誰かが呟いた。「乗っているんじゃない...取り込まれているんだ......!
誰が、いつ建造したのか、MSGでもその存在を知られていない正体不明機。「フィーンド・アリエス」という呼称すら正式なものではなく、悪魔のような外見に牡羊のような角を備えていることからそう呼ばれるようになったに過ぎない。禍々しい外見でありながらどこかヒトに近い姿から「魔人」とも呼ばれる。
以下は、結晶炉においてフィーンド・アリエスと遭遇した部隊の唯一の生存者へのインタビュー(抜粋)である。
「...なあ」
「なんでしょうか、【削除済み】?」
「悪魔は人間じゃねえよな」
「宗教的観念についての議論ですか?申し訳ありません。あいにく、曽祖父の代から無神論者でして」
「あんたはさ、悪魔は獣だと思うかい?」
「...質問の意味が分かりかねます」
「いいや、きっとそうに違いない。そうじゃなくちゃ駄目なんだ!」
「落ち着いてください、【削除済み】。それは、あなた方が交戦したフィーンド・アリエスについての見解ですか?」
「あいつは悪魔で、悪魔は獣なんだ。だからゾアテックスが発現していた!そういうことなんだよ!そうじゃなけりゃ......」
「あなた方の部隊から回収された戦闘ログには、LA側のロード・インパルス以外のいかなるゾアテックスの発現も記録されていません。フィーンド・アリエスにゾアテックスは発現していないはずです。」
「ならあれは――人間だ」
その後、生存者は入院中に自殺したため、これ以上の情報は現段階では得られていない。
厳密にいえばヘキサギアですらなく、技術的にはパラポーン・イグナイトに装備されているサイドアームの延長線上にあるパラポーンの拡張を目的とした外部ユニットである。VFに属さないSANAT直轄の精鋭部隊に配備され、機動力こそ低いものの、重装甲と高火力を備えたフレームをパラポーンが身体の延長として直接操作できるため、第3世代ヘキサギアに匹敵する有機的な動きを見せる。また、ビーグルモード時は装輪による走行が可能となり、低い機動力をある程度補うことができる。
パラポーンがSANATの演算支援を受けて制御する、とされているが、一説には本機体に接続した時点でSANAT本体に自我が侵食されまともな情報体として存在できなくなると言われている。
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
ちまちまと作り続けて、ようやく形になりました。次はもうちょっと普通のヘキサギアを作ろう...
GOVERNOR DATA
- NAMEWenjing
- SNS
- UPDATE2018/07/23